生産性向上のヒント, 経営コラム

経営のやり方には正解がある!どの時代でも色褪せない経営の原則とは

経営のやり方は人それぞれかも知れませんが、やっておくと成功確率が上がる原則のようなものはあります。しかし、それらを詳細に学ぶには、膨大な時間がかかりますので、この記事でダイジェスト的に経営のやり方について解説いたします。

経営のやり方に悩んだら魚釣りを思い出せ!

経営のやり方と簡単にいうことはできても、実際に経営者はそのやり方で大いに悩んでいる場合が多いです。戦略や戦術をどうするのか、売上を上げるにはどんな手法が効果的なのか、お金をかけた分だけの宣伝効果は上がるのかなど、考えればキリがありません。

まずは、シンプルに考えて筋道を立てると、経営のやり方は意外とスッキリとします。経営のやり方は魚釣りに例えて考えると、とても分かりやすいので、魚釣りになぞらえて解説します。

マーケティングは魚を探すこと

経営の入り口として大切なことがマーケティングです。マーケティングをきっちりしているかどうかで、その後の成功確率は大きく変わります。魚釣りに例えると、マーケティングとは魚を探すことです。

魚が居ない場所で釣り糸を垂らしても、魚が釣れることはありません。まずは魚がたくさんいる釣り場を探すことが大切です。とはいえ、そのような釣り場は他の釣り人も多いので、魚の取りあいになります。それでも魚が釣れる余地がある釣り場か、誰も知らない穴場を見つけることがマーケティングなのです。

広報は撒き餌

マーケティングが終わったら、自社商品やサービスを、対象となる顧客に広く報せる必要があります。このことを広報といいます。魚釣りに例えると、自分が狙っている魚の種類を特定し、その魚たちに竿から垂らしている餌の有りかを知らせることが広報です。

魚釣りの場合には撒き餌によっておびき寄せますが、ビジネスの場合はメディアやSNSなどで報せるのです。メディアは向こうから取材してくれる場合には広告費用がかかりませんので、取材してもらえるように話題作りをして、上手に活用しましょう。

宣伝は釣り糸を垂れること

広報活動をきっちりとしても、宣伝をしなければ売上は上がりません。経営者の中には、広報と宣伝を同じものと考えている人が多いようですが、広報と宣伝は別物なのです。

魚釣りで、撒き餌ばかりして魚を集めたところで、針に餌をつけて釣り糸を垂らさないことには、魚を釣ることはできません。つまり、針に餌を付けて釣り糸を垂らすことが宣伝なのです。ビジネスでは、広告やフライヤー、SNSでの告知がこれにあたります。

マーケティング後にやりべき3つのこと

マーケティングが終われってしまうと、あとは楽だと考える経営者が多いです。どの釣り場が良いのかを迷ったり探したりしているうちは、魚を釣る自信を持てないかも知れませんが、良い釣り場に撒き餌をして、魚が集まっているのが分かれば、釣れる自信も湧いて来るでしょう。

その時には、どんな釣り糸や餌で釣りをするのかや、どんな釣りの方法をするのかが重要になります。ここでは、「ニーズに合った商品サービスの開発」「営業のかけ方の工夫」「トライアンドエラーで実行」の3つを解説します。

ニーズに合った商品サービスの開発

ニーズに合った商品サービスの開発は、魚釣りでいうと、釣り道具の仕掛けやどんな餌を付けるのかということと同じです。たくさん集まっている魚を魅了するものでなければなりません。

ビジネスにおいても、顧客ニーズが分かっていることは強みです。他社よりも早く顧客ニーズを察知していれば、いち早くニーズに合った商品サービスを投下し、市場を取って先行者利益を得ることも期待できます。

営業のかけ方の工夫

正しい市場に対して、顧客ニーズをくみ取った経営をしていると、営業のかけ方もおのずと定まって来るでしょう。魚釣りでいうところの釣り人のスキルによる部分です。

同じ道具を使って目当ての魚を釣ろうとしても、釣り方によって釣り上げる率は変わります。ビジネスも同じで、同じ市場に同じ手法で営業をかけても、その手法によって成約率は変わります。

コンテンツマーケティングが良いのか、自社の営業マンに営業させるのか、アウトソーシングのフルコミ営業を使うのかなど、営業手法を検討しましょう。

トライアンドエラーで実行

ここまでの内容が実践できたら、あとはトライアンドエラーの繰り返しです。成功事例はどんどん積み上げ、失敗事例を改善していけば、事業はどんどん前に進んでいくでしょう。改善を怠って先細った企業も多いので、トライアンドエラーは継続的に行う必要があります。

2つの定期的な改善を行い続ける

トライアンドエラーは、社内体制に対しても行う必要があります。事業がうまくいっている時ほど、社内体制が乱れたり、社員に負荷がかかっている可能性があります。定期的な改善として検討すべきことは「社内の仕組みのメンテナンス」「自社に合ったシステムへの入れ替え」の2つです。それぞれしっかり検証しましょう。

社内の仕組みのメンテナンス

定期的な改善としては、社内の仕組みのメンテナンスが大切です。社内フローがこれで潤沢なのかや、適材適所の人員配置ができているか、仕事量に対して人員の数は適切かなど、常に検証しておきましょう。

この改善をしていない企業は、マンパワー不足に陥ったり、無駄な残業代を支払わなければならなくなりますので、しっかりと検証して経費を削減しましょう。

自社に合ったシステムへの入れ替え

システムの入れ替えも検討しましょう。中小企業に多い実態が、不便なシステムを利用していたり、自社に合わないシステムを無理やりつかっているケースです。何となく導入したシステムをそのまま使い続け、大きなロスを生んでいる会社もあるため、時折ほかに良いシステムがないのかはチェックしておきましょう。

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おわりに

経営のやり方について、部分的に考えたり、複雑に考えたりして悩んでいる経営者をよく見かけますが、順序立ててシンプルに考えると、思考ノイズを省くことができます。成功確率を上げることも期待できますので、ここで初会した内容を参考にしていただければと思います。

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