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期待以上の効果!『1on1ミーティング』明日から始めるためには?

人材育成として注目を集めているのが、1on1ミーティングという手法です。1 on 1ミーティングとは上司と部下が1対1で定期的にミーティングを行うことを指し、シンプルな手法ですが人材育成にはとても効果的だと言われています。ここでは、1 on 1ミーティングについて詳しく説明します。

 

1on1とは

1 on 1ミーティングとは、冒頭でも説明した通り1対1で上司と部下が定期的にミーティングを行うことを指します。1 on 1ミーティングは会議や査定ではなく、個人の人材育成のために行われるミーティングです。

すなわち、人事査定のためのミーティングのように評価基準に照らし合わせて何ができて何ができていないかを明確にして、給料や人事にその結果が反映されることはありません。

また、会議のように具体的な仕事の進捗状況を共有したり、具体的な営業施策を話し合う場ではありません。

1 on 1ミーティングは、上司が部下の仕事上の悩みや目標をヒアリングして悩みを解決したり、目標を達成するための指針を示す、あくまでもアドバイス的なミーティングです。

よって、通常の会議や人事査定のミーティングよりも部下が気軽に自分に考えを説明できるように、ラフな形で行うことが多いです。

 

なぜ今1on1が注目されるのか

昨今において1 on 1ミーティングが注目を集めているのには、いくつかの理由があります。

 

1 on 1が注目される理由

まず1 on 1ミーティングが注目を集めている理由として挙げられるのが、キャリアプランの多様化です。

バブル期以前の日本では、終身雇用・年功序列の会社組織が一般的でした。このような会社組織のメリットは、個人がキャリアプランについて考える必要が無いということです。

会社の指示通りに仕事をしていれば給料が保証されて、企業年金や退職金などによって退職後の生活も保証されているので、社員がどのようにキャリアを形成するか深く考える必要はありませんでした。

しかし、このような組織体制は崩れ去り、多くの人は会社に所属しながら自分のキャリアをどのように形成するべきか悩むようになりました。

また、仕事の仕方も変わってきて、組織力だけではなく社員一人一人の能力の重要度が高まっています。

人口が増加している局面では、全員が同じ働き方をして組織として統率が取れていれば、市場規模の拡大に伴い会社の業績は向上してきましたが、人口が停滞し、多くの産業で市場規模が現状維持・衰退している昨今においては、個人の力が重要になります。

すなわち、個人や会社の最前線で活動している社員の小さな思い付きがイノベーションにつながり、未来の会社の業績を支えることになるのです。

よって、社員一人一人が自分の能力を最大限に発揮できるように、また継続的に能力を高めていけるように細目なフォローが求められるのです。

 

1 on 1で得られる効果

このような状況において、1 on 1ミーティングは効果を発揮します。

上司と部下で定期的に仕事を含めたざっくばらんな話し合いをすることによって、チームのコミュニケーションの活性化と連携強化が期待できます。

また、部下のキャリア上の悩みが解消されたり、どのように働けば良いか指針が与えられたりすることによって、個人の能力の発揮、継続的な能力の向上、離職率の軽減にもつながります。

更にアドバイスをする上司側にも、マネジメント能力の向上が期待できます。

このように手間はかかりますが、それを実施することによって得られる恩恵も大きいために、1 on 1ミーティングは注目を集めています。

 

1on1の進め方

では、1 on 1ミーティングの進め方について具体的に説明します。

 

上司が1 on 1に取り組める状態にする

まず、重要なのは1 on 1ができる状態にすることであり、これは会社として取り組む必要があります。1 on 1を成功させるために重要なのは部下よりも上司です。

忙しいことを理由に上司がミーティングをほとんど実施しない、ミーティングをしても部下に効果的なアドバイスができなければ効果は薄くなってしまいます。

よって、1 on 1ミーティングを効果的に行うために、上司の意識を高める必要があります。

例えば、1 on 1ミーティングの重要性を社員に啓蒙したり、管理職研修で1 on 1ミーティングの方法について学んだり、管理職の人事評価制度において部下の育成がきちんと評価に反映されるようにするなどの方策が考えられます。

いずれにしても、ただ1 on 1ミーティングという制度を作るだけでは形骸化してしまう可能性が高いため、会社として1 on 1ミーティングがきちんと行われることを担保する仕組みを構築する必要があります。

 

1 on 1ミーティングの進め方

続いて上司が知っておくべき1 on 1ミーティングの進め方について説明します。上司は1 on 1ミーティングで部下にアドバイスを与える立場であり、上司が会話をリードする必要があります。大まかな1 on 1ミーティングの流れは以下のようになります。

 

雑談などで空気を和らげる

1 on 1ミーティングにおいて、話しやすい雰囲気を作ることは非常に重要です。業務というよりも、ざっくばらんに上司が部下に対して半分プライベートで相談をしているような雰囲気を出す方が、相談内容が深まるのでミーティングが効果的に行えます。

雑談などによって、まずミーティングの雰囲気を和らげることを心がけてください。雑談の内容はできるだけ業務に関係がない方が良いでしょう。

 

最近の仕事の状況について聞く

雑談で空気を温めたら、次は最近の仕事の状況について聞いた方が良いでしょう。ただし、営業会議のように「●●の案件はいつごろ契約を取れそうか?」と具体的な内容を詰めてはいけません。取引先に焦点を当てるのではなく、部下に焦点を当てる質問を行うべきです。例えば、

「来年には係長になりたいと言っていたけど、昇進基準って満たせそう?」

「最近他の人が、クロージングができなくて困っているって言ったけど、●●はクロージングで何か困っていることはある?」

のように、主語を部下にした質問をするべきです。

 

聞く事を徹底して自分で解決させる

ミーティングをする上で、重要なのが聞き役に徹する事と、自分で解決させることです。1 on 1ミーティングはアドバイスよりも質問に関する力が求められます。

部下自身が潜在的に感じているけれども言語化できない課題や目標について、それを認識できるように言語化、明確化するように導くのが1 on 1ミーティングにおける上司の役割です。

また、課題や目標を明確にした後に、その課題を解決したり、目標を目指すのはあくまでも部下です。上司は説教じみた教訓や自分の武勇伝を話すよりも、部下に課題や目標の為にどうすれば良いのか考えさせる必要があります。

そのためには、上司はアドバイザーでありながらカウンセラーのように部下の心を読み取り、部下が課題や目標を解決できるように誘導する必要があります。

 

1on1を始めよう!

以上のように1 on 1ミーティングについて説明してきましたが、1 on 1ミーティングのときに上司が準備しておかなければならないのが、部下の状況を把握しておくことです。

常日頃から部下と行動を共にしていれば上司は部下の状況を把握できますが、大抵の場合上司と部下はいつでも行動を共にするわけではありませんし、特に営業の場合はお互い外回りに出ているため中々顔を合わすことは難しいでしょう。

よって、上司は部下の状況を積極的に調べないと分からないのです。会社として上司が部下の状況を把握するためのサポートとしてできることは、システムを用意することです。

例えば、弊社が開発しているALL-INではSFAやタスク、スケジュール管理ツールを始めとして、さまざまな管理ツールがシステムの中に含まれているので、システム上の情報から各部下の状況を確認することができます。

1 on 1ミーティングを成功させたい企業の経営者は、ぜひALL-INの導入をご検討ください。

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目次

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