生産性向上のヒント, 経営コラム

経営者なら押さえておきたい経営トピックス 両利きの経営とは

「両利きの経営」とはイノベーションを起こすために企業が2つの方向性を同時に進める経営のことをいいます。この2つとは、イノベーションのための 「知」 について、新たな模索をすること、そして深掘りをすることです。
すなわち、企業が知の「探索」と「深化」を行うことを「両利きの経営」といいます。両利きの経営はイノベーションを起こすために大切です。この記事では、経営者なら知っておきたいトピックスとして、「両利きの経営」について解説します。

1.両利きの経営とは

仏教には不動心という言葉があります。不動心とは文字通り何事によっても揺れ動くことないの精神のことをいいますが、その精神を行動として貫くためには自分自身が「動かない」ための努力する必要があります。たとえば川でボートを乗っている場合、ボート漕がなければ流されて行ってしまいます。ボートの位置をその場に留めるためには、川の流れに逆らってボートを漕ぐ必要があります。

世の中の流れを川の流れにたとえると、現代社会はとても流れの早い川のようです。ITを含む技術の進歩によって、商品サービスの移ろいは速度を増していますし、終身雇用制や年功序列制が終焉を迎え、働き方が多様化しています。

グローバル化が進み、外資の競合他社が増える中、企業の存続寿命も短くなっており、経営者はまさに激流の時代を生き抜かなければならないのです。

企業は進化し続けることで時代に流されないようにするため、日頃からイノベーションを意識しなければなりません。イノベーションを行うためには、企業が知を深化させることと、知の探索をすることが大切です。この2つを同時に行うことが、両利きの経営ということなのです。

イノベーションを考える

イノベーションとは「革新」「一新」などの意味を持つ言葉です。企業イノベーションとは、企業が革新的な技術、あるいは商品やビジネスモデルを生み出すことを指します。従来の業務に革新を起こすことによって企業は新たな市場を作り出し、成長することができるのです。イノベーションを起こすには大きく分けると2つの方法があります。一つは既存の商品サービスを組み合わせて、今までにないものを作り出す方法、もう一つは今までの経験や知識により全く新しい商品サービスを生み出す方法です。

既存の商品サービスを組み合わせて、イノベーションを起こした典型例がスマートフォンです。元々世の中にはインターネット、携帯電話、タッチパネル、パソコンのOSがありました。 それらの技術を組み合わせて作られたのが、スマートフォンという新たな商品です。

全く新しいサービスの例はFacebook などが挙げられます。これまで市場にはなかった発想によってSNS業界を席巻しています。

ただし、いずれの場合も、イノベーションを起こすためには知識が必要です。組み合わせを行うための商品サービスに関する知識や、アイデアの元となる知識が必要です。知識を素材としてイノベーションを起こすことによって、知識はいつしか商品となり財産へと変わるのです。

 

2.なぜ今両利きの経営が注目されるのか

「両利きの経営」が注目されるのはイノベーションが必要な時代だからです。戦後の日本はモノがなかったため、モノを持っているだけでどんどん売ることができました。モノの量が満たされてくると、販売手法に工夫が必要となりました。モノが余る時代になると、付加価値が求められるようになりました。しかし、近年は付加価値がある商品サービスですら、売れないことがあります。

例えば家電製品の場合、技術力が高い日本の製品には付加価値がありました。しかし、アナログからデジタルの時代に変わったことで、技術力が低くても安価で高品質で付加価値のある家電製品を作ることができるようになりました。そのため国内の家電メーカーが苦戦を強いられているのは、各種メディアで報じられている通りです。

また、海外の安価な商品サービスや人材の流入もあり、この先日本企業が生き残るためにはイノベーションを起こしていかなければならないのです。

 

3.知の深化

では両利きの経営を行うために必要な知の深化とはどういうことでしょうか? 簡単に言うと今自社が持っている知を追求し、深めていくということです。たとえばヒット商品が出た場合に類似商品を出したり、マイナーチェンジやフルモデルチェンジによって、より卓越した商品サービスにしていくことなどが挙げられます。

また、商品サービスだけでなく、組織体系などにも知の深化が必要です。適材適所の人員配置や組織間のコミュニケーションがしやすい仕組みづくり、効率化のためのシステム導入など、自社が持っている英知をより深めていくことのできる組織作りが大切です。

個人においても知識や能力、技術を深めて行くことは重要であり、知の深化は常に意識しておく必要があります。

4.知の探索

一方で、知の深化だけでは起こせるイノベーションにも限界があります。知の探索も同時に行い、知の深化とバランスをとることがとても重要です。知の探索とは、知の範囲を広げることを目的に、新しい知を探す行動を指します。

商品サービスの例で言うと、ヒット商品の類似商品を出すのではなく、全く新しい商品サービスを模索し提供することとなります。

実は多くの企業が知の深化を得意としています。しかし、知を深化させることだけに邁進し、知の探索を怠ってしまうことがよくあるのです。

知の深化と知の探索は、バランスをとらなければ企業の発展は困難となるでしょう。山を高くしようと思うと裾野が広がっていなくては高くなりません。穴を深く掘ろうと思っても、穴が広がっていなくては深く掘ることができません。

知の深化をするためには、知の探索が必要で時として相互に作用するものなのです。

 

5.両利きの経営を推進しよう

イノベーションに欠かせない知の深化や知の探索をするには、時間のゆとりが必要不可欠となります。しかし多くの中小企業が、時間のゆとりを持つことができていません。それどころかマンパワー不足で常に時間が足りないと嘆いているケースも多く、知の深化や探索をする時間が阻害されています。

そのような状況を打開するためには、システム導入による業務の効率化、生産性向上を図りましょう。ALL-IN(オールイン)は誰でも簡単に利用でき、このシステム一つを導入することで生産性の向上を期待できます。ぜひ有効に活用して、時間を確保することで知の深化、探索を行いイノベーションへと繋げましょう。

 

まとめ

厳しいグローバル社会において、中小企業が生き残っていくためにはイノベーションを起こすことが必要です。イノベーションを起こすためには、知の深化と探索が重要となります。この両利きの経営によって、シビアな社会を生き抜いて行きましょう。その際には誰でも簡単に使いこなせるALL-INの活用がおすすめです。

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