生産性向上のヒント

ミレニアル世代だけじゃない!世代別特徴を理解しCVRを高めよう!

テレビや新聞を読んでいると”〇〇世代”という言葉を目にした方は多いはず。生まれた時代によって世代の名前が付けられていて、それぞれに特徴があります。実は、この特徴を理解した上でマーケティングを行うと有利に働くことを知っていますか?今回はCVRの向上と大きな関係を持つ、世代別特徴について紹介していきます。

大切なお客様の「世代」を理解してますか?

私たちが商品やサービスを購入したり、使用したりするとき、実はある程度同じ消費行動をとります。この消費行動に着目して、商品やサービスを提供することで、より売れるモノができあがります。ただ、時代の流れによって消費のパターンは大きく変わってくるので、常に時代の流れを読んだマーケティングをしなければいけません。

ある程度のニーズを理解していても、必ず売上につながるわけではないので、念入りな計画が必要となります。とはいえ、すべての人に対して良質な商品やサービスを提供するのは難しいです。そこで重要になってくるのが大切なお客様の「世代」です。

なぜ、世代別特徴を理解するとCVRが高まるのか

メディアを見ていると”〇〇世代”と紹介されているように、私たちは生まれた年によって世代が決められています。

例えば、ニュースでよく見かけるのが”団塊世代”です。終戦直後に生まれた世代のことで、同世代の数が非常に多いです。大きなエネルギーを持った世代としても知られており、競争意識がとても高いなどの世代別特徴があります。

一方、ゆとり世代ともいわれている昭和後期から平成にかけて生まれた世代は、競争をあまり好まずにプライベートを重視する傾向があります。

このように世代によって特徴が異なるので、世代別特徴に適したマーケティングをしなければいけません。上記の2つの世代に同じマーケティングをしても、どちらかに売り上げが偏る、またはどちらも売れないなど残念な結果になります。

世代別特徴を正しく理解することは、CVRの向上につながるので意識して特徴を理解し、マーケティングにつなげていきましょう。

どのような世代分けがあるか

さて、ここから日本の主な世代分けを紹介していきます。どんな世代があるのか?そして世代別特徴を理解してマーケティングに役立てていきましょう!

団塊世代

  • 年代:1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)
  • 特徴:世代を牽引してきた自負と強い仲間、競争意識がある

戦時中に生まれた焼け跡世代の次の世代が「団塊世代」。第一次ベビーブームと呼ばれており、世代人口が多いのが特徴です。堺屋太一の小説「団塊の世代」からこの名前が付けられました。戦後からの日本経済復興に大きな功績を残した世代でもあります。

学生運動が盛んな時期でもあったため、保守派の方が多いのも特徴です。消費行動としてはリスクは取らないが、新しいものやみんなで共有するのが好きな世代になります。

ポパイJJ世代

  • 年代:1952年(昭和27年)から1960年(昭和35年)
  • 特徴:個人主義的な考え方が主流。楽観的で「私」がテーマ

今でも愛されている「ポパイ」や「JJ」が創刊し、若者ファッションがブームになった背景から「ポパイJJ世代」と呼ばれています。この世代の大きなテーマは「私」。大学進学率が伸びて渋谷や原宿が現在のような若者の街になり始めた時期です。

そこで若者を中心に人生は楽しむものといった個人主義的な意識が生まれました。またマスメディアの広告が発展し始めた時期でもあるので、メディアとともに成長した世代ともいえます。特徴としては「私だけ」という意識を刺激する商品やサービスを好みます。

新人類世代

  • 年代:1961年(昭和36年)から1965年(昭和40年)
  • 特徴:戦後復興から一段落、自由や楽しみを追い求める世代

戦後復興を牽引した世代の子供にあたる世代が「新人類世代」です。働くことへの反動から自由や楽しみを追い求める意識が特徴です。人口の数はほかの世代に比べると少ないですが、この時期に「男女雇用機会均等法」が施行されるなど、社会に変化のあった重要な世代です。

この世代の特徴はとにかく楽しさを求めることにあります。バブルの時期には若手社員になっていることから、収入が多く楽しければいいという考えの方が多いです。商品やサービスを提供する際は刺激的で楽しものを提供しましょう。

バブル世代

  • 年代:1965年(昭和40年)から1969年(昭和44年)
  • 特徴:派手な生活を求める、ブランド志向が強く仲間・恋愛要素に弱い

団塊世代とともによく耳にするのが「バブル世代」です。その名の通り、日本のバブル絶頂期の世代で、とにかく消費がメインの世代でした。男性らしさや女性らしさがテーマの世代でもあり、男性が女性にアプローチすることが、より強調された世代でもあります。

消費行動は派手でブランド物が好きな傾向があり、見た目にお金をかけます。仲間や恋愛要素に弱いため、一緒に楽しむがテーマの商品やサービスが売れやすいです。

ジェネレーションX

  • 年代:1970年(昭和45年)から1974年(昭和49年)
  • 特徴:経済が低迷してきた時期、ほかの世代よりも冷めている

バブル崩壊に向けて徐々に経済が低迷し始める時期が「ジェネレーションX」の世代です。この時期に経済が低迷してきたこともあり、ほかの世代に比べると冷めています。のちにバブル崩壊を経験するため、ブランド物にはあまり興味がなく、とにかくコスパや効率を重視します。

派手な消費を好まないので、なぜ商品やサービスが優れているか論理的に納得がいかないと購入意欲が湧きません。外見より中身を重視したマーケティングを行いましょう。

ポスト団塊ジュニア世代

  • 年代:1975年(昭和50年)から1981年(昭和56年)
  • 特徴:何よりもプライベートを優先し、社会とは一定の距離を置く世代

ポパイJJ世代の子供にあたる「ポスト団塊ジュニア世代」。比較的豊かな時代で社会での成功よりも、家族や恋人などプライベートを大事にする世代でもあります。社会とは一定の距離をとり、自分や家族への投資を優先します。

そのため自己投資などに繋がる意味のある消費を好みます。商品やサービスの目的が分からないと購買意欲が湧かないので、しっかりとしたコンセプトのもと売り込みましょう。

ミレニアル世代

  • 年代:1983年(昭和58年)から1995年(平成7年)
  • 特徴:競争が少なく未来への憧れを持たず倹約家

いわゆるゆとり世代ともいわれているのが「ミレニアル世代」です。日本経済の低迷期に生まれているため、未来への期待は薄く達観した節があります。草食男子をはじめとし、男女の役割が転換した時期でもあるため、競争意識が少ないです。

特徴としては未来への憧れが少なく、モノに消費するよりも体験に消費する傾向があります。また未来よりも過去に流行ったものが受けやすく、仲間と一緒に楽しめる懐かしい商品やサービスが受けやすいです。

ジェネレーションZ

  • 年代:1996年(平成8年)から2005年(平成17年)
  • 特徴:デジタル製品に囲まれたデジタルネイティブ世代

生まれた時からデジタル製品に囲まれていた「ジェネレーションZ」。ミレニアル世代もデジタルネイティブな時代ですが、ジェネレーションZはパソコンではなくスマホがメインの世代です。とにかくつながりを大事にする世代で、コミュニケーションの多くがネットを介して行われます。

また現実志向が強いため、何かを購入する際はレビューやSNSでの評価を気にします。彼らの共感を得るような商品やサービスを提供し、ソーシャルメディアを利用した口コミで購入意欲を刺激しましょう。

世代別特徴も踏まえて、お客様ペルソナを作ってみよう

ここまで紹介してきた世代別特徴を意識してペルソナの作成を行いましょう。どんな世代のなのか特徴が分かれば、より具体的なペルソナを作れますが、ただペルソナを作っても顧客別のアプローチができません。

CVRを向上させるためには、顧客の特徴を掴み、その特徴にそった施策を打つのが基本です。

弊社が提供しているALL-INのCRMシステムなら、顧客別のアプローチが可能です。年代別特徴を一つの手がかりに、より効率的なアプローチを仕掛けましょう。

顧客別のアプローチをより深めたいならALL-INがおすすめ

顧客別のアプローチをより的確に行いたいなら、クラウド経営システムのALL-INがおすすめです。弊社が提供しているALL-INは10のシステムを包括しています。その中のひとつにCRMシステムがあるので、今回紹介した世代別特徴におけるマーケティングに役立ちます。

ALL-INでは、10のシステムの情報をすべて連携しているので、自社の状況がすぐに把握可能です。また、コックピットと呼ばれるホーム画面では、各システムの情報がインジケータで表示されます。顧客別アプローチを含めた、さまざまな面で効率よく経営を進めるためにALL-INの導入を検討してください。

まとめ

CVRを高めたい経営者必見! 世代別特徴を理解しようを紹介しました。世代別の消費行動には大きな特徴があることを知っていただけましたか?ただ漠然とマーケティングを行わずに、こうした各世代の消費行動に着目したマーケティングを行うと効率がよいです。

より商品やサービスを売りたいなら、自社の各状況を把握できるALL-INの導入を検討してください。各データを見れば通常では思いつかない施策が生まれるかもしれません。世代別特徴を理解して有利にマーケティングを進めましょう。

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