資産化

「資産化」を成功させる上で、経営者が知っておきたい3つの心構え

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資産化とは「未来の価値創造を容易にするための、コンテンツの蓄積など資産を積み上げる活動」と、お伝えしてきました。

過去にアプローチした顧客リストや成果が出た時のアクション、優秀な社員のノウハウなどを、会社の資産として蓄積することは、あなたの会社の永続性を飛躍的に高めます。

今回は、実際に資産化に取り組もうとしている経営者の方に向けて「資産化を成功に導く心構え」をご説明します。

やみくもに情報を蓄積すると、資産になりうる情報もただのお荷物になってしまいます。正しい心構えで資産化に取り組みましょう。

心構え1 「何のための情報か 目的意識を持つ」

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まず、何のために情報を集めるのかという目的がはっきりしていなければなりません。目的に基づいて、そのためにはどのような情報が必要か考えることが重要です。

日々集められる情報は、誰がどのように分析しているのか。また、そこから分かった課題は、必要な組織や人にきちんと伝えられ、活用されているのか。やみくもに情報を集めるのではなく、一度立ち止まって考える必要があります。

資産化に取り組む多くの会社が誤解しがちなのが、「あらゆる情報を蓄積しておけば、資産になる」ということ。もちろん、有益な情報もあるかもしれませんが、蓄積された情報の大半が不要な情報であることに気がつくはずです。

中には、その不要な情報の分析・活用をせっせと行い、「仕事をしているフリ」をしている社員もいるかもしれません。しかし、それでは会社全体の生産性が落ちてしまいます。

きちんと目的意識を持って、情報を収集・蓄積することを心がけましょう。

心構え2 「分析・活用しやすいように情報を蓄積する」

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人と同じで、情報はあるだけでは何の意味もありません。情報は、体系的に集められ、選別され、分析され、計画立案や目標設定に生かすプロセスを明確にすることが重要なのです。

例えば、人事書制度を社員の満足度向上を目指して変更したならば、結果として社員の満足は向上したのか?やる気は向上したのか?などをしっかりとデータで検証する必要があります。

また、お客様のクレームの情報を見たら、担当部門の人はそれに対してきちんとコメントをするべきです。部下からの日報も、上司が改善案をフィードバックしない限りは無駄な情報になってしまいます。

情報を体系的に蓄積し、経営や売上げアップに役立てるような仕組みを整えましょう。

心構え3 「最新ツールでレバレッジをきかせる」

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現在伸びている会社の共通点は、情報の活用を非常に上手く行っているということと、システムでレバレッジをきかせているということです。

情報蓄積・分析を助けてくれるITツールを上手く使うと、ラクに情報蓄積ができる上、正確な分析ができるようになります。

例えば、顧客情報管理はCRM(顧客管理システム)を使うことで、エクセルで管理するよりも効率よく売上げアップに繋げることができます。

また、オンラインストレージサービスを使えば、データの蓄積も共有もラクに行うことができます。

蓄積したデータを簡単に加工・分析してくれるBIツールも、最近注目を集めています。

優秀な経営者はITツールに対する情報感度が高く、投資も惜しみません。ITツールを積極的に導入・活用できるかが、資産化を成功に導くポイントです。

まとめ

以上、資産化を成功に導く心構えをご紹介しました。

1 目的意識を持つ

2 活用・分析しやすいように情報を蓄積する

3 ITツールを積極的に導入する

の3つを心がけることが、資産化を成功させるためには重要です。

経営者の方は、今回お伝えしたポイントを意識しながら資産化に取り組みましょう。

→次の記事へ「5. 「資産化」を実現するための3ステップ」

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