会計ソフト

【初心者必見】「会計ソフト」ってなに?という方のためにわかりやすく解説

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みなさんの会社では会計ソフトは導入されていますか?まだ導入していない企業様はかなりもったいないことをしています。会計ソフトは国内で最も多くの種類が販売され、日本中の企業が数ある便利な経営システムソフトの中で一番利用しているのが会計ソフトです。会計ソフトを導入することで、いままで悩まされていた会計業務の負担は大きく軽減されます。今回はその会計システムがなぜ多くの企業に親しまれ注目されているのかわかりやすく解説します。これを読んで、会計システムを導入する参考にしてください。

1.会計ソフトとはなにか?

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会計ソフトとは、決算業務や予算管理、資金繰り、原価計算等の、会計業務に関する情報をすべて処理してくれる会計専用ソフトのことです。

会計業務はお金にかかわるすべての業務にかかわりますから、膨大な量のタスクになります。そのため経理部は常に会計業務に振り回されます。これだけ大変な業務にもかかわらず、手書きで会計業務をしている企業も珍しくありません。手書きやエクセル管理ではミスは間違いなく発生しますし、そのミスにより会計金額が不一致になれば、余計な修正作業などが会計業務に加わり、さらに労力と時間が割かれます。

しかし会計ソフトを導入すれば人的ミスも防ぐことができ、さらに試算表や決算書などの会計業務に必要な書類も自動作成してくれますので間違いなく会計業務の負担は大幅に軽減されます。

2.会計ソフトが注目される理由

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会計ソフトがこれだけ注目されるのには大きな理由が3つあります。

1つ目はマイナンバー制度の登場です。マイナンバー制度によって、企業は社員の個人番号を収集し厳重に管理しなければなりません。マイナンバーについての個人情報が漏えいすると、国から大変重い罰則を企業が受けることになってしまいます。

会計業務でもマイナンバーが非常に深く関係してくるため、厳重に管理する必要があります。しかし近年の会計ソフトはマイナンバー制度に対応したものが多く、セキュリティ性の高いマイナンバー管理機能がついています。会計ソフトを導入するだけでマイナンバーを厳重に管理することを可能にしたことが注目を浴びる理由です。

2つ目はグローバル化によってIFRS(国際会計基準)に対応しなければならなくなったことです。日本の企業は世界の会計基準であるIFRSとは違う、日本独自の会計基準を使って会計業務を処理してきましたが、それでは世界にビジネス進出するときに通用できません。しかし今ではIFRS対応の会計ソフトも多く、導入すれば難なくIFRSに対応することができます。

3つ目は法制度の改正によって、請求書や領収書などの会計業務に必要な書類を電子化しやすくなったことも、注目理由です。スキャナーやスマホで請求書や領収書をデータ化できますから、かなり会計業務を効率化できます。

3.会計ソフトのメリットとデメリット

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それでは会計ソフトを導入することでどんなメリットが企業にもたらされるのかデメリットも踏まえながら見ていきましょう。

メリット

メリットは次の3つです。

帳簿を素早く作成可能

必要な部門やセグメントに合わせて帳簿の作成が可能になり、必要なデータも簡単に取り出すことができます。社内の会計状況もいつでも簡単に閲覧し、把握することが可能になります。そうすることで財務状況を健全に保ったまま、新しいプロジェクトの始動などの、コストがかかる大きい決断を下すときの参考にすることが可能です。

会計状況を一元管理

会計ソフトの導入で一気に部門の垣根を越えて、会計情報を集約し管理することができます。いままで社内の部門ごとで一度情報をまとめ、それから全体で再度まとめ作業をするという面倒な手間と労力を省くことが可能になり、会計担当者の負担軽減、業務時間の短縮につなげることができます。

会計状況をいつでも簡単に閲覧できる

会計ソフトの導入によって企業の経営陣がいつでもリアルタイムの会計情報を閲覧することが可能になります。これは経営判断スピードと業績の向上になります。会計ソフトの機能でデータを分析することで、これからの予算立案が立てやすくなり、また年度末の会計状況等の予測が容易にできるようになります。

デメリット

基本的に会計ソフト導入でデメリットはあまりありませんが、不用意に導入してしまうと大きな損失を生み出します。デメリットは次の2つです。

法改正に対応していないことで損失

財務や会計にかかわっている法制度はたびたび改正されることがあります。会計ソフトにはそういった法改正に対応していないものが多く存在しており、法改正に不対応の会計ソフトを導入してしまうといざ法改正が起きたときに、システムの改修に予期せぬ大幅な追加コストがかかることがあります。

他のシステムと連携できない

会計ソフトはお金にかかわった業務を扱いますから、給与計算ソフトなどの他の経営ソフトと連携させて使うことで、最大限にソフトの実力を発揮できます。しかし中にはもうすでに企業に導入していた他の経営システムと連携できない会計システムを導入してしまったことで、システムの改修、または買い替えなどの大幅な追加コストを発生させてしまうことがあります。

4.会計ソフトの導入成功事例

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より深く会計ソフトのことを理解し、企業に導入するか検討するためには実際の導入事例を見てみることも参考になります。2つの企業が会計ソフトを実際に導入してどう変化したのか見てみましょう。

株式会社スペースマーケット

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スペースマーケットは面白くユニークなスペースを簡単に貸し借りできる事業を手掛けています。その貸し借りできるスペースの多様性は、結婚式場やオフィス、古い民家、お化け屋敷、野球場など1万件以上のスペースが登録されており、実に幅広いです。

導入前の課題

2014年に起業したばかりのスペースマーケットは急成長を遂げ、事業拡大に乗り出そうとしました。しかしそこでネックなのはやはり会計業務の負担の大きさです。当初はなんとか乗り越えてきた会計業務も、事業を拡大するとなると本格的な体制を築かなければなりません。さもないと会計業務に多くの時間と労力が割かれ、肝心のメイン事業に集中できない原因になってしまうからです。

導入後の改善

会計ソフトを導入してからは、勘定科目の統一や総勘定元帳の会計データを適切に取り出すことが可能になりました。データ抽出がより簡単にできるようになったことで、財務分析もより効率よくできるようになりました。また経理業務の効率化を促し、ミスのない正確な業務を可能にしました。

整体院 指楽

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整体院 指楽は2005年に開院しました。患者さんを丁寧にカウンセリングし、身体のどこに支障が出る原因があるのかを見極め、適切な処置を施してくれる整体院です。

導入前の課題

整体院 指楽の会計・経理業務は整体師であり、院長である浜谷さんがすべて手書きでやっておられました。しかし本業もあるなかの会計業務はとても厳しく時には親族に手伝ってもらいながら業務をなんとかこなしていました。

導入後の改善

会計ソフトを導入してからは、以前の手書きにかかる労力に比べ、記帳への入力作業が断然と楽になりました。また会計ソフトの機能により、会計情報や財務情報をグラフで簡単に可視化してくれるため、お金の流れを把握し、資金調達にも役立てることが可能になりました。経営状態もはっきりといつでも把握でき、会計業務の負担も減ったことで、本業の整体師にさらに集中できるようになりました。

5.会計ソフトを試したい方におすすめのツール

ここまで会計ソフトについてのメリットや成功事例を見てきて、実際に自分の会社に導入してっ使ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか?そこで無料でお試しができるおすすめツールをご紹介します。

ALL-IN

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このALL-INというツールの最大の魅力は中小企業の経営に役立つシステムすべてを1つにまとめてくれていることです。

会計ソフトはもちろんのこと、CRMやERP、会計システムといったすべての経営システムをこのツール1つ導入することで使うことができます。無料トライアルができますので。この機会に会計ソフトだけでなく、他の経営システムも使ってみてください。

まとめ

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会計ソフトは一番競争が激しい市場です。それだけ企業も会計業務には頭を悩ませており、需要も高いということです。販売されている会計ソフトの種類も多いですから、慎重に考えて会社に合った会計ソフトを導入することをおすすめします。業務負担が多くなりがちな会計業務を効率化できれば業績も向上します。この機会に会計ソフト導入を検討してみてください。

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