資産化

「資産化」していない会社に起こりがちな4つの問題

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資産化とは、「未来の価値創造を容易にするための、コンテンツの蓄積など資産を積み上げる活動」のことです。

過去にアプローチした顧客リストや、成果が出た時のアクション、優秀な社員のノウハウの会社の資産として蓄積することは、会社の未来を創るための重要な活動です。

前回の記事では、資産化の定義と資産化するメリットについてお伝えしました。

今回は、資産化していない会社に起こりがちな4つの問題をお伝えします。

もし、1つでもあなたの会社に当てはまる問題があれば、あなたの会社は資産化に取り組めていない可能性があります。

問題1「顧客情報を活用できていない」

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営業マンがより多くの成約を取るためには、情報の収集と活用が重要です。情報を制する者が営業を制すと言っても過言ではないでしょう。

しかし、情報が重要だと分かっていても、実際に顧客情報を収集しそれを蓄積・活用できている会社は多くありません。「営業マンがどのような提案をしたのか?」「顧客の反応は良かったのか?悪かったのか?」全ての顧客情報が属人的に営業マン個人の頭の中に留まりブラックボックス化されているのです。

顧客情報を収集、蓄積、共有することで、属人的な営業活動から抜け出すことができます。

問題2 「ホームページを活用できていない」

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インターネット社会において、ホームページはあなたの会社の重要なフロントマンです。しかし、ホームページを活用しきれていない会社は多く存在します。

ブログやオウンドメディアなど、自社コンテンツを蓄積するホームページを持っているだけで、集客にもブランディングにも効果があります。

ホームページを活用できていない経営者の方は、ホームページを生かして情報を蓄積できないか、考えてみてください。

問題3 「勘や思い込みで経営判断している」

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みなさんは、日々の活動がきちんと行われているかどうかを何で判断していますか?勘や思い込みで判断しているようでは、その日の気分で判断が変わってしまいます。会社の生死を決める経営者の経営判断が、根拠のない勘や思い込みでなされるのは、あまりにも無責任です。

的確な判断を下すためには、適切な情報・データが収集されていなければなりません。あなたの会社では、どのような情報を収集・蓄積しているでしょうか?今までの収集の方法や、集めている情報で十分かどうかを検証することが重要です。

問題4 「せっかく集めたのに活用できていない情報がある」

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資産化は「コンテンツの蓄積など、資産を積み上げる活動」であるとお伝えしてきました。しかし、やみくもに情報を集めるだけでは資産化の効果はありません。情報は、分析し活用しなければ意味がないからです。

せっかく集めた情報が、会社内に分散して蓄積され、何も活用できていない・・・そんな状況に心当たりがある経営者の方も、資産化に取り組む必要があります。

情報を体系的に収集・蓄積し、分析や経営判断に役立てる仕組みができているか、今一度確認してみてください。

終わりに 資産化進行度チェック

以上、資産化できていない会社に起こりがちな4つの問題をご紹介しました。あなたの会社に当てはまる問題はありましたか?もし1つでも心当たりがあれば、あなたの会社は資産化に取り組めていない可能性があります。

最後に、あなたの会社がどれだけ資産化に取り組めているか評価するためのチェックポイントを5つご用意しました。あなたの会社の資産化進行度をチェックしてみてください。

□営業マンの活動活動を蓄積していますか?

□営業活動から、営業分析を行っていますか?

□ブログやオウンドメディアを保有していますか?

□集客ページを継続して生み出し続けていますか?

□自社の経営判断を記録していますか?

いかがでしたか?上記5つのボックスに全てチェックができるよう、資産化活動に取り組んでいきましょう。

次の記事では、資産化しなかった結果経営が傾いた例をご紹介します。

→次の記事へ「3. 「資産化」していなかった会社の最期―3つの事例」

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