経営コラム

クラウドかオンプレミスのどちらが経営管理に有効なのか?

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はじめに

経理や仕入れなどの経営資源を管理している部署の方、或いは経営者の方はSaasという言葉やオンプレミスという言葉は聞いたことがあると思います。最近では、毎年のようにパソコン関連やインターネット関連の新しい言葉が出てきて、時々整理しないとパニックになってしまうこともあると思います。今回は、Saasとオンプレミスの違いについて、そしてそれらの考え方や導入がどのように経営に影響してくるのかについてまとめて解説していきます。過去にクラウドについての記事も掲載しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

Saasとオンプレミスをおさらい

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まずは、Saasとオンプレミスがいったい何を指すのか、そしてそれらの言葉が経営にどのような影響を与えてくるのかについておさらいしましょう。

Saasとは

インターネット経由で契約先のソフトウェアやアプリケーションを活用していくという方法で、クラウドとも言われます。一般的に、提供先企業と必要な機能だけを利用できるように契約し、その利用に際して従量課金制度で料金を支払っていくというものになります。無料ではありますが、GoogleドキュメントやGoogleカレンダーなども一種のSaasといえます。

Saasのメリットはなんといっても初期投資費用が非常に少ないところにあります。しかも、基本的には相手企業の出来上がっているアプリケーションを活用するので、契約してその日のうちに使えるようになることもあります。また、最低限の機能から契約が出来るため、必要に応じて能力を拡張していくことができます。このような暫時的で柔軟な活用が出来る部分も、Saasが新興企業に特に受け入れられた原因ともいえます。一方で、カスタマイズ機能に劣るため、伝統ある中小企業では今までの意思決定プロセスや報告業務、作成書類などを変更していく必要が出てきます

オンプレミスとは

自社運用・自社開発とほぼ同意味になります。伝統ある会社などでは一般的な運用形態と言えるかもしれません。オンプレミスという言葉が浸透してきたのは、近年になってクラウドやSaasといった概念が一般的になり自社運用・自社開発という考えが薄れてしまったため、もう一度復活させたという側面が強いようです。

オンプレミスのメリットはなんといってもそのカスタマイズ性にあります。すべてを一から作りだすことができるため、今までの自社の業務プロセスに変更を入れる必要がありません。企画及び要件定義の際に詳しく開発を進めていけば良いのです。また、運用の際に外部環境によってパフォーマンスが落ちるということがありません。クラウドのシステム活用は基本的にインターネット接続に依存しているため、自社や提供するサービスのシステム自体には問題ありませんが、インターネットそのものに何かしらの問題が発生した場合に対応が難しくなります。オンプレミスではこの回線や管理もすべて自社で行うため、こうした環境依存リスクが非常に少ないこともメリットとして挙げられます。

一方で、初期投資が非常にかかってしまい、作った後の仕様変更やメンテナンスなどのランニングコストもクラウドに比べてかなりかかってしまうのがポイントです。また、システム構築を決めてから時間がかかります。システム自体の大きさにもよりますが、最低でも1か月程度の開発期間は必要でしょう。

Saasとオンプレミスの比較

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Saasとオンプレミスのメリットデメリットは写し鏡のようですが、これには理由があります。そもそもSaasやクラウドとは自社開発などの初期費用を負担できない中小企業や、変化が極めて早く機能拡張などのための開発機関などの余裕のもてない新興企業やベンチャー企業の需要を埋める様に生まれた技術であるためです。Saasとオンプレミスの比較について表にまとめてみます。

Saas_onpremisesオンプレミスで行う場合は、やはり開発費用やメンテナンス費用今までの業務プロセスや意思決定プロセスの変更や修正のどちらのコストが高くなるのかを明確にする必要が出てきます。ある程度の規模以上の会社になると、場合によっては業務マニュアルの全面的改定や社内研修の実施などを考えなければならなくなるため、Saasでは対応できないことが多いでしょう。

しかし、開発費用や期間を十分に確保できない中小企業や新興企業、ベンチャー企業などでは、やはりそういったコスト面からSaasによる導入を検討されている方が多いのではないでしょうか。

インターネットセキュリティの考え方

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ここまで読み進めてきて、インターネットやシステム開発における最大のリスクと考えられるセキュリティについてどうして触れないのかと考えられる方も多いのではないでしょうか。ここではこのインターネットにおけるセキュリティの考え方についても取り上げていきます。インターネットセキュリティの考え方は大きく分けて2つあります。

①不正アクセス

②ファイル破壊防止

このほかにもウィルスなどを考えられる方もいらっしゃると思いますが、実際のところはこの2つだけで話は済んでしまいます。その上で、自社が行おうとしている業務はどちらをより重視すべきなのか考えるべきなのです。

そして、もし不正アクセスについて防止したいと考えるならば自社開発ではなくぜひSaasをお勧めします。イメージとしては不正アクセスによるデータの内容を見られることにリスクを感じる場合、自社開発の方が良いと考えがちです。しかし、このイメージは間違っています。クラウド上における情報管理システムは、基本的に自動暗号化処理をされ、IDやIPと紐づけられています。不正アクセスで入った場合、正式なIDやIPが付与されないため情報を引き出すことが非常に困難なのです。

イメージとしては、不正アクセスで入った場合、大きな倉庫に潜入したものの、まったく整理されていない書類の束があり、しかも日本語ではなくアラビア語で全て書かれているといった具合になっています。一方で、正式なIDやIPで入った場合は、コンピュータが必要な情報を整理して提供してくれるだけでなく、アラビア語をしっかりと日本語に翻訳して提供してくれるのです。この作業が出来てしまう悪意のある第三者がもし存在するとして、それを防ぐ方法はSaasでもオンプレミスでも不可能だと思いませんか?

また、ファイル破壊防止についてのリスクもオンプレミスよりもSaasの方が安全です。なぜなら、保存しているファイル量が1社と複数社であるため、量自体に違いがあり、仮にSaasでファイルが破壊されても一部分で収まることが多いからです。オンプレミスでは一度破壊されると、その会社のみの情報となるためダメージは多大なものとなってしまいます

おわりに

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Saasとオンプレミスにおける特徴、メリットとデメリットについてまとめてきました。業務プロセスなどの変更にさしたるコストがかからない中小企業や、そもそも業務プロセスがまだ十分に構築されていない新興企業、ベンチャー企業などは、Saasによるシステム導入には資金面や期間という点から大きなメリットがあることがわかりました。

こうしたSaasを活用したシステムの導入には数多くの企業がありますが、弊社が開発・提供する「ALL-IN」は経営に必要な業務システムのすべてが1つに詰まっているSaasのアプリケーションです。ここにかかれているメリットはすべて網羅してあります。また、導入してあるシステムについても今までのコンサルテーションの経験をフルに使い、中小企業の経営に必要な業務システムがすべて1つに詰まっています。1つのアプリケーションの導入で全てをこなすことができるからこそ「ALL-IN」という名前になっています。この記事を読んで少しでもSaasの導入に興味をお持ちいただければ幸いです。まだまだ発展していくSaas。ぜひ、注目し続けてください。

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目次

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