ネットショップに必要不可欠なツールである「ショッピングカートASP」。
ショッピングカートASPとは「オンラインショッピングサイトを開設する上で最も基本的なシステム」です。ユーザーが商品を選択し、総数・総額・送料などの計算を行い、データを一元管理することができます。
有名なショッピングカートASPは、「GMO make shop」や「カラーミーショップ」「BASE」などが挙げられます。
種類も多く、システムによって機能が多岐にわたるので、あなたのショッピングサイトの性格に合ったものを選ぶことが重要です。
とはいっても、様々な機能があってどれを選んだらいいのか分からない!という方も多いかと思います。
そこで、今回おすすめしたいのが「RFM分析機能付きのショッピングカートASP」です。RFM分析がついていれば、顧客に合ったサービスをネットでも展開することができ、効果的な販促を行うことができます。
効果的に販促を行い、売上アップにつながる「RFM分析」とは一体どのような機能なのでしょうか?
RFM分析とは?
RFM分析とは、
・最近いつ買ったか?(Recency)
・どのくらいショップに来ているか?(Frequency)
・どのくらいお金を使ったか?(Monetary)
の3つの指標を用いて顧客を分析することです。
(出展:https://www.spinno.com/blog/archives/790)
つまり、最近あなたの会社の商品を購入したばかりで、購入頻度も高く、購買金額も高い。そんなお客さんのグループが最良顧客として分類されます。
3つの指標に基づいて顧客をグループ化することで、それぞれの顧客グループの特性に合った販売促進戦略を立てることができるのです。
RFM分析で分かること
RFM分析を行うことで、顧客の性質をある程度細かく把握することができると言われています。
(画像出展:http://jetsystem.co.jp/beauit/Reservation.html)
・Rが高い顧客ほど将来の収益に貢献する可能性が高い
・Rが低ければFやMが高くても他社に奪われ離反している可能性が高い
・Rが同じならFが高いほど常連客になっている
・RFMすべてが低い顧客は切り捨てることも検討
など、RFM分析に基づいて、以上のような解釈ができます。
つまり、RMF分析は、これから商品を買ってくれそうな人や、ショップでたくさんお金を使ってくれそうな人、もうショップに来なさそうな人などを教えてくれるのです。
RFM分析の目的
RFM分析の目的は、効率的な販売促進を行い、お客様に商品を買ってもらうこと。効率的に販売促進をするには、お客様の特徴に合ったアクションを取らなければなりません。
RFM分析に基づいて顧客を分析し、グループ分けをし、そのグループの性質に合った販売戦略を実行することで、より商品を買って頂けるようになります。
分析だけして満足してしまう人も多いですが、あくまでも目的は商品を買ってもらうこと。分析をした後に、販売促進戦略をしっかりと立てて実行することが何よりも大切です。
RFM分析機能付きのショッピングカートASP
効果的な販促のために欠かせないRMF分析ですが、膨大な顧客情報をExcelで分析するのは時間とコストがかかります。しかし、最近のショッピングカートASPにはRFM分析機能がついているものも。効果的な販促を行うためにも、導入するショッピングカートはRFM分析機能がついているものをおすすめします。
それでは、RFM機能がついたショッピングカートをご紹介します。
1 たまごリピート
49,800円~/月
化粧品や健康食品など、定期購入するもののショッピングサイトに特化したショッピングカートです。定期会員へのフォローを自動で行ってくれる機能が充実しています。 購買履歴をベースに様々な条件を組み合わせてデータを抽出、RFM分析を自動で行い、抽出されたデータを元にメルマガ配信、DM送付などを行うことができます。
>>>http://tamago.temonalab.com
2 CART STAR
10,000円/月~
RFM分析に基づいて、お客様の属性に合わせたページデザインを指定することが可能です。 例えば、スイーツ店にて、購入0回の男性客に対して、ヘッダー部で新規会員登録バナーを出し、ヘッダー直下のバナーで初回限定商品をオススメし、会員登録と限定商品販売を強化する接客を行うことができます。また、同じように購入多数の女性客にはお得なパック商品をオススメする接客を行うことができます。
お客様の属性に合わせた接客メール配信も可能です。
>>>https://commerce-star.com/cartstar/
3 Future Shop2
8000円~/月
RFM分析に基づいた「会員ステージ機能」が充実しています。購入金額や購入回数に応じて、会員を「メンバー、ブロンズ、シルバー、ゴールド」など、会員を「ステージ」に分類できます。会員ステージごとに購入ポイント付与率を設定できますので、上位になるほどポイント付与率が優遇されるメリットのある「会員ステージ制度」を設定できます。
会員ステージ機能はクーポンやメールマガジンの配信条件にも利用できるので、顧客の属性に合わせた販促戦略をぬかりなく実行できます。
まとめ
以上、RFM分析と、RFM分析が自動で活用できるショッピングカートASPをご紹介しました。 ショッピングサイトの根幹を担うショッピングカート。今回はRFM機能に特化してご紹介しましたが、ショッピングカートにはRFM機能以外にも様々な機能があります。 あなたのサイトに本当に必要な機能は何かをしっかり考え、あなたのサイトに合ったショッピングカートを選んでください。
「ALL-IN」概要資料
生産性をあげる極意 無料小冊子プレゼント!
Facebookページにぜひ「いいね」をお願いします!
「いいね!」を押すと「経営をアップグレードしよう!」の最新コンテンツが受け取れます