オウンドメディアとは?
オウンドメディアとは、自社保有のウェブサイトのことであり、「顧客との関係構築」を果たす手段です。そして経営資源の少ない中小企業ほど、オウンドメディアを構築する必要があります。その理由として下記の4つが挙げられます。
1.広告に依存しないで済む
2.集客チャネルが増やせる
3.見込み客をファン化出来る
4.価格競争を避けられる
今回は上で挙げた理由を詳しく見ていきます。
1.広告に依存しないで済む
一般的に広告費用をかければかける程、集客につながります。しかし、ここで気をつけたいのが、広告は大衆に向けたコミュニケーションツールであるという点です。つまり、広告からユーザーが流入しても、全ての人が商品やサービスに関心を抱いているわけではありません。なので、せっかく広告費をかけて集客したとしても、関心がなければ効果は薄いです。
一方、オウンドメディアではユーザーに役立つ情報を発信し続けることで、顧客との持続的なコミュニケーションが可能となります。顧客の役に立つ情報を長期的に発信することで、企業と顧客の間に信頼関係を築いていきます。このように広告費などのコストをかけずに、ファンになるかもしれないユーザーを集められることがオウンドメディアの強みの1つです。
2.集客チャネルが増やせる
オウンドメディアでは、長期的に顧客とのコミュニケーションを行うため、継続的にコンテンツを増やす必要があります。そして、コンテンツを増やすことは、googleやYahooなどの検索エンジン上に流入口を増やすことを意味します。例えばあなたの会社では化粧品を扱っているとします。そこでオウンドメディアに「お手軽な肌の手入れ方法」や「簡単メイク術」などの記事を投稿するとどうでしょうか?それらの記事にアクセスが集まり、見込み客が顧客につながるかもしれません。このように広告以外の集客チャネルを増やすことが出来ます。さらに、過去の記事もそのままチャネルとして残り続けるので、オウンドメディアではマーケティング効果を永続的なものに出来るのも大きな特徴です。
また、FacebookなどのSNSとの親和性が高く、情報の拡散が容易になるため、検索エンジン以外の流入も見込めます。SNSでは記事単位での拡散が可能なので、一つでも記事が人気になればその効果は大きいでしょう。
3.見込み客をファン化できる
ユーザー目線のコンテンツを発信し続けることで、商品やサービスに興味があるユーザーのみを集めることができます。その上で、顧客の持つ悩みなどを解決できるコンテンツを提供できれば、購買意欲を喚起でき、見込み客を顧客に育てることが可能になります。
また、継続的に有益なコンテンツを提供することで、顧客をファンへと育てられます。上で挙げた化粧品の例のように、ユーザーに有益な情報を届け続ければ、ファンにできる可能性が高くなります。つまりオウンドメディアによって、サイトへの訪問客をファンにまで育てられます。
4.価格競争を避けられる
現在多くの企業では、商品・サービスの差別化が図れずに、厳しい価格競争に巻き込まれています。経営資源の少ない中小企業にとっては、価格競争に巻き込まれると死活問題になってしまいます。しかし、オウンドメディアでは特定の集団に役立つ情報を提供し続けることで、訪問客のファン化を促します。
たとえ会社の規模が小さくても、ファン集団を持っているとしたら、他社との激しい価格競争に巻き込まれる心配はありません。ファン化するためには継続的な努力が必要ですが、対価は非常に大きいです。
まとめると…
中小企業でオウンドメディアを運営していくと、、、
1.低コストでの集客が可能
2.広告以外の集客チャネルが増やせる
3.ファンの育成が可能
4.不要な競争を避けられることが見込める。
実際の成功事例として、パーティドレスの販売やレンタルを行う株式会社プリカの「PLIQUA BOOK」や、観葉植物のレンタルやグリーンディスプレイ制作を行う井上熱帯園株式会社の「A Tropical Garden」など、オウンドメディアの運営に成功し、売上UPにつながった企業が存在します。
PLIQUA BOOK
A Tropical Garden
また、ビジネスに使えるブログの作り方を紹介する「バズ部」やオウンドメディアを簡単に作れるツールを提供する「Home Up!」などがあり、オウンドメディアを作成する環境はあなたが思うより整っているかもしれません。なので、あなたの会社でもオウンドメディアを作ってみてはいかがでしょうか?
「ALL-IN」概要資料
生産性をあげる極意 無料小冊子プレゼント!
Facebookページにぜひ「いいね」をお願いします!
「いいね!」を押すと「経営をアップグレードしよう!」の最新コンテンツが受け取れます