モバイル化

「反モバイル化」で倒産の危機に!? 防げたはずの敗因とは

mobile-ka-a1-1経営者の方々に答えていただきたい3つの質問ががあります。

  1.  あなたの会社は社員が本当に集中できる場所ですか?
  2.  クリエイティブなアイディアが生まれるのは会議中ですか?
  3.  社員を監視していないと不安になるほど、彼らのことを信頼できませんか?

以上の3つの質問の答えがNoなら今すぐモバイル化に乗り出すべきです。

 

「上司の承認待ち」の無駄

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同じオフィスにいるからといって、上司の承認を待ってから、あらゆる決定を下すのは、極めて非効率的な習慣です。かといって、決定事項が共有されず、周囲が知らないうちに、勝手に事が進むのも社員を不安にさせます。 そこで、クラウド型システムなどの共有法で、相談事項を保存し、上司も時間のある時に返事をすることによって、無駄な時間が大幅に削減されます。 そもそも、多くの社員が非効率的だと感じながらも、上司の承認を待ってしまうのは、失敗を非難する慣習から生まれる、責任感への恐れによるものです。無駄な承認を減らしていくことにより、モバイル化は社員の上司への依存を改善し、彼らの主体性を促進してくれます。

不平等な意思決定

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不平等な意思決定のプロセスは、社員間に格差を生み、彼らのモチベーションを低下させます。あなたの会社では、同じプロジェクトに取り組んでいるのに、知らない間に議論が進んでいたということはありませんか? モバイル化が全く進んでいない会社では、小さな決定事項がある度にミーティングを開くか、その場に居合わせたチーム内の何人かで議論することになります。前者が効率の悪いことは言うまでもありませんが、後者にもチーム全員を意思決定の過程に含むことができないという問題があります。 資料や話し合った内容を、チーム全員が見られるシステムに載せておくことで、社員に議論に参加する平等な権利が与えられますモバイル化が実施されないと、能率が上がらないだけではなく、社員の士気を向上させることも難しくなります

人材の流出

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モバイル化により、リモートワークが社内で推進されると、採用において優秀な人材を獲得できるだけでなく、従業員の離職率を下げることができます。 中国上海を拠点とする旅行代理店のCtrip社で、在宅勤務を希望する従業員の半分に在宅勤務を許可し、彼らの生産性に関する調査が行われました。その結果、以下の事項が明らかになりました。

在宅勤務グループの離職率は50%低下した

• 在宅勤務グループに調査した結果、仕事への満足度は有意に高かった。

参考:「在宅勤務者は生産性が高い:研究結果」

 

また、オンラインサービスの「FlexJobs」の調査によると、 対象となった会社員2600人の内の多くが、リモートワークを望んでいます。

オフィス以外での勤務が許されるなら、給与を1割か2割くらい減らされても構わないと答えた人が30%、手当や福利厚生を放棄しても良いと答えた人が42%もいたのです。

参考:社員の76%は「オフィス以外のほうが生産性が上がる」と回答

 

したがって、モバイル化が進まず、自由な勤務体系を許可することができないと、リモートワークを許可する競合他社に、あなたの会社の貴重な人材が流出してしまう可能性が少なからずあります。

非常時の業務停止

mobile-ka-a1-5 11月22日午前6時頃、地震がありました。電車のダイヤは乱れ、通勤に困った方も多いと思います。このような際にも、モバイル化が進んでいる会社と進んでいない会社で差がついてしまいます。 弊社でも、電車の遅延と混雑により通勤が難しいと判断した社員が、午前中は自宅で仕事に取り組み、午後から出社しました。幸いにも、モバイル化がなされ、オフィスの外でも必要な資料があったため、遠隔でチームと会議をしながら仕事ができました。 仕事が滞ってしまうような事態は、災害時のみではありません。ある社員が感染病にかかった場合、社内のサーバー機能の停止など、社員が通常通りオフィスで仕事ができないケースが想定されます。 そのような際に、モバイル化ができていない会社では、成す術なく、状況の回復を待つことしかできないのです。 あなたの会社には、非常時にただ状況の回復を待っているほどの余裕がありますか?モバイル化による非常時への対策は、重要なリスクヘッジであり、すべての会社が行うべきタスクです。

結論

mobile-ka-a1-6 上記で指摘した事項は、近年の競争についていけず倒産していった会社に共通して見られた問題です。これらの問題は、労力や時間を浪費することに直結し、結果的に人材のマネージメントがうまくいかないという、より大きな問題につながります。 倒産などのビジネスの失敗につながりかねない前述の要因は、モバイル化によって未然に防ぐことができます。同じ失敗の歴史を繰り返さないよう、早急にモバイル化を実施しましょう。

次回は誤解しがちなモバイル化の不安と、その解消法をご紹介します。

次の記事へ「4. 経営者が誤解しがちなモバイル化!4つの不安とその解消法」

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