経営コラム

社員のモチベーション維持に困ったことはありますか?

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経営者の悩みは多くの場合、「お金の悩み」と「人の悩み」だと言われています。今回は、後者の「人の悩み」特に、「社員」にフォーカスを当て、どうすれば彼らのモチベーションを維持できるのかに関して3つのモチベーション維持のための考え方を提示したいと思います。

企業を動かすのは、社員達です。社員の元気がなくなれば、会社の元気もなくなります。ここで挙げる3つの観点から、今一度社内の労働環境を確認してみてください。

1.現実的なタスク量に

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社員を疲弊させるのは、今彼らが行っている業務ではなく、まだ終わらせていないタスクです。

昨今労働時間を減少させる取り組みが、政府の取り組みとして行われていますが、ただ単純に労働時間を減らせるはずがありません。何故ならやらなければいけないことの量は変わらないからです。このタスク量が社員のモチベーションを下げる原因となっていることがとても多くあります。

多くの人は、なにかを求められたら、引き受けえることで自分の業務遂行キャパシティーを超える可能性があっても「はい!やります!」と答えてしまいます。

現実的なタスク量にするためにはどうすればよいか。効率化や分業など様々な方策が挙げられますが、シンプルに、社員の上司として、彼らのキャパシティーを見極め、仕事を増やさない、減らすなどしましょう。例えば、「こんなプロジェクトはどうでしょうか!」と提案があっても、「素晴らしい、だけど今はそれに取り掛かれない。そのためのリソースが足りないからね。」と言うことです。仕事を断るという難しい決定をすることで、従業員は、誰が事業を動かしうまく成り立たせているか再確認し、自分たちの働きやすいようにしてくれていると感じるでしょう。

2.助け合いの文化作り

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「仲間のために何かをする。仲間が自分を助けてくれている」というのは人間誰しもが、精神面に非常にポジティブな影響を得るものです。

「助け合いの文化」と聞いてパッと思い浮かぶ、メリットの他、「長期目標の達成」に会社が一丸となって動けるというメリットもあります。助け合うことは、お互いの状況を理解し合うことです。これは、「社員―社員」だけでなく「社員―経営者」「社員―企業」の間でも当てはまることです。会社の存亡、成長のためには短期的にはつらい時期、様々な部署のリソースを削減しなければいけない時期もあります。その間、会社がどこに向かっているのか、社長は何を見ているのかを社員全員が理解することで、目標達成に近づけます。

助け合いの文化が根付いている企業である、「株式会社TRUST」さんへのインタビューを参考にしてみてください。

3.クリエイティビティを働かせる機会を

朝型勤務 朝ごはん社員が会社を想って生み出した「アイデア」には悪いものはありません。必ず光るものがあるはずです。一度聞いただけでは、冴えないアイデアに思えても、かならず何かの改善へのきっかけに繋がるはずです。

そういった会社を変えるアイデアは、普段の労働環境から生まれます。最近の若いベンチャー企業では、遊園地のようなオフィスを構え、社員の創造性を働かせようとしています。そこまでいかずとも、デスクを飾ることや、一風変わった資料をつくることなど、創造性を働かせても良い社内文化を作りましょう。

おわりに

社員のストレスを彼らの生活から全てをなくすことは難しいかもしれません。しかし以上に挙げたことなど、いくつかの考え方を社内に浸透させることで、社員はのびのびと仕事に励みモチベーションを維持させることができます。

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