経営コラム

【2018年版】中小企業経営者が知るべきビジネス・トレンド【テクノロジー編】

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ビジネス・トレンドは日々変わっていきます。今年もさまざまなビジネストレンドが生まれては、消えていきました。来年にはどのようなビジネスが注目されるのか?

そこで、今回は中小企業経営者が知るべきビジネス・トレンドをテクノロジーの観点から徹底紹介。2018年に向けて流行するであろうビジネスを知っておくことで、他社よりも有利に経営することが可能です。

経営視野の広さは必須の要素。本記事で、2018年のビジネス・トレンドを知って経営に役立てていきましょう。

スマート家電が日常的になる

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2017年から登場し始めたスマート家電。世界的企業であるGoogle、Apple、Amazonがこぞってスマートスピーカーを発表し話題になりました。スマートスピーカーは、音声認識でさまざまな操作が可能で、インターネットにも接続できるIoT機器です。

これまで発売されたスマート家電は、自宅での照明の制御や鍵の制御など一部分のものが多い印象でした。しかし、スマートスピーカーは1台で多くの制御が行えるため、日常的に使いやすいスマート家電です。

また、不安要素でもあった音声認識は、近年飛躍的に技術が向上しているため、しっかりと認識してくれるようです。

2018年はスマートスピーカーから始まり、あらゆるものに音声認識やビジュアル認識が利用され、IoT機器がさらに増えることが予想されています。ここ最近では、こうした新しい認識、検索方法が確立されており、より利便性が向上しています。

また、以前のビジネストレンドにあった、ウェアラブル端末もさらに進化することが期待できます。2012年にGoogleから発売されたgoogle glass(グーグルグラス)は短い期間だけの運用となり、夢半ばで終わってしまいました。

しかし、ウェアラブル端末はスマートウォッチをメインにして市場が拡大し続けています。スマート家電とともに新たな選択肢が登場することで、よりウェアラブル端末が身近なものになるかもしれません。

仮想通貨が選択肢のひとつとして確立

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2017年は仮想通貨に始まり仮想通貨に終わったといっても過言ではありません。それだけ、仮想通貨という名前が世間に広がり、インパクトを残したと言えます。現在、仮想通貨は900種類以上あり、今もなお増え続けています。その中で、仮想通貨の主役となったのがBitcoin(ビットコイン)の存在です。

今年のはじめの段階では1BTCあたり100,000円程度でしたが、終わりの段階では1000,000円を超えており、10倍以上の価格をつけています。時期によっては価格に変動はあるものの、すぐに盛り返して最高価格を更新してるため、今もなお伸び続けています。

また、仮想通貨は決済方法としても確立されており、ビックカメラなどが決済の選択肢して導入。さらに、来年にはAmazonでも導入すると考えられています。

金融仮想通貨は、2020年までに10億ドル以上のビジネス規模になると予想されています。ただの仮想通貨と判断せずに新たな選択肢としてビジネスに取り入れていきましょう。

家庭向けIoT機器の発展がユーザーとの関わりを変える

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パソコンやスマホだけでなく、あらゆる端末からネットにつながることができる世界。IoT機器の発展はこれまでよりも私たちの暮らしを発展させてくれます。先ほど紹介したスマート家電もIoT機器のひとつ。ネットを介したIoT機器がユーザーとの関わりを変えることが予想されています。

2017年のIoT機器の発展を感じさせるものといえば、株式会社スタートトゥデイがリリースした「ZOZO SUIT」の存在です。ニュージーランドのStretchSense社と開発した本製品は自宅で簡単にサイズ計測ができるというもの。

これまで服を販売していたEC企業が最も苦戦していた「サイズ」に関する問題を解決してくれる製品です。まだまだ、普及していないため問題が起こる可能性がありますが、それでも技術的な進化を感じさせてくれる製品です。

2018年はこのようなIoT機器が続々登場することが予想されます。IoT機器は、ユーザーとの関わりそのものを変えてしまう存在。中小企業経営者ならいち早くIoT機器の導入を考えたいところです。

AIの増加によって広がる期待と不安

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2017年は良くも悪くもAIが話題となる1年でした。専門家によってAIが暮らしを豊かにするという見方の人もいますが、一方AIは人間から仕事を奪うなど悲観的な見方をする人もいます。

AIが人間を超えてしまう危機を感じさせたのは、囲碁界に登場した「AlphaGo」の存在。Googl DeepMindによって開発された人工知能は、2015年に登場して以来、中国、韓国のトッププロを破ってきました。

さらに、2017年には「AlphaGoZero」が登場。「AlphaGo」がデータ軸として学習した人工知能であるのに対し、「AlphaGoZero」は自分自身との対局だけでその強さを磨いてきました。人間がデータを提供しなくとも自己学習だけで強くなった「AlphaGoZero」の概念はあらゆる場所で応用できることが期待されています。

その一方で、物理学者のスティーブン・ホーキング博士はこのAIの進化により、人類が終わることを危惧しています。人工知能が完成に向かうほど人類の終わりが近づくと語っているのです。こうしたAIに関する議論は2018年も続いていくことが予想されます。

経営という観点からもこのAIを導入するか否かによって、これから発展する企業とそうでない企業が分かれてくるかもしれません。そして、経営そのものがAIによって最適化される時代も訪れることがでしょう。

ニュースにおけるリテラシーの変化

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2018年のビジネス・トレンドとして注目したいのがニュースの存在。業界最大手IT調査機関、ガートナーが2018年のトレンドとして予測する中に、フェイクニュースが取り上げられています。

2020年までに多くの人がフェイクニュースによって惑わされるという予測です。2017年にも数々のフェイクニュースが取り上げられました。特に、政治や経済、芸能といったジャンルでは、人々に嘘を信じ込ませるように意図的にニュースを発信しているケースもあります。

そもそも、人間は自分が信じたい情報を正しいと判断してしまう習性があります。そのため、フェイクニュースは信じてほしい人に信じさせることができる情報となってしまうのです。中小企業経営者としてもフェイクニュース惑わされず、さらに自社からフェイクニュースを発信しないように情報の透明性を高める必要があります。

さらに、ガードナーでは「AIでも2020年まではフェイクニュースが見破れない」という予測を出しています。これだけ技術が進化した昨今でも、フェイクニュースの力は強いということが分かります。

私たちが自身がニュースをより正確に判断して、情報を受け取る必要のある社会がやってきます。ビジネスを行う際もフェイクニュースに惑わされず、適切な情報やサービス、製品をユーザーに届ける必要があることでしょう。

おわりに

2018年度版の中小企業経営者が知るべきビジネス・トレンドを紹介しました。おそらく2018年の終わりには意外なビジネスがトレンドになっていることが予想されます。

また、ビジネス・トレンドを自分で見つけ出すためには自社の分析が必須です。弊社では、「ALL-IN」というツールを提供しています。

自社分析には欠かせない情報が推移グラフ等でいつでも見られる便利なツールです。ぜひ、ビジネス・トレンドを意識しするとともにツールの導入も考えてみてください。

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目次

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