経営コラム

生産性向上の強い味方「AIツール」3選

あい たいとる
人間にとって代わるAIは、現在どたくさんの企業からも注目されています。AIの力を借りることで、人力での労力が減る分、よりクリエイティブな仕事に時間を割くことができます。今回は自社に導入しやすいAIツールをお伝えします。

1.AIとは

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AIとは「人工知能」と訳され、「人間のように考え、作業するコンピュータ」です。
実際に動作を起こしているのはロボットですが、人間の脳が行っている知的な作業をしています。例えば人間の言葉を理解したり、論理的な推論をしたり、経験からの学習能力もあります。

アクセンチュア株式会社が発表した調査結果によると、AIの発達・普及により、2035年には先進12カ国の経済成長率が倍増するそうです。
また、スタンフォード大学の研究によると、2030年には多くのAIが交通、雇用、健康、家事など多方面で人々の生活を変えると予想しています。例えば、2030年には自動運転車が街中を走り、ピザの宅配は人力ではなくデリバリードローンが使われ、現在よりも効率的に配送がされるとのことです。

AIが発達・普及していくにつれて、人力でやらなくてはならない仕事が減ることがわかります。つまりAIツールを有効活用できれば、仕事の能率をぐっと上げられるということです。

AIに着目し、導入を現実的に考えている会社の1つに、Yahoo!が挙げられます。Yahoo!はAIを有効活用できれば、よりクリエイティブな仕事をすることに時間を割けると言っています。

現在人の手で行われている仕事でも、将来的にAIに奪われてしまう仕事も多くあるという懸念もあります。しかしAIを自社の生産性向上に繋がるように活用できれば、むしろAIは会社の大きな味方となってくれます。

以下より、現在注目されているAIツールを紹介します。

 2.Fancy Hands

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Fancy Handsとは、シンプルに言うと、雑務・用事を代行してくれるサービスです。つまり経営者にとっては、秘書的な存在になってくれるAIツールです。例えば予約の手配やスケジューリング、電話対応等、社長自身が行わなくてもいい日常の雑務をこなしてくれるのです。他にも過去の依頼から学習したり、カレンダーなどのアプリと同期して、「家族の誕生日プレゼントのリサーチ」「記念日の花束の手配」など、プライベートの用事まで役立ちそうな用を提案・実行してくれるのです。まさに社長の右腕と言える、夢のようなAIかもしれません。

経営者のように時間と体力が十分に必要な仕事をしている人にとっては、ほんの些細な雑用でも大きな負担になります。確かにAIが秘書的な役割を担ってくれたら、膨大な雑務も遠慮なく依頼できるし、深夜や早朝など時間関係なく対応してくれるので、非常に便利です。

まだ日本では知名度が低いですが、アメリカでは2010年4月ニューヨークで起業、2012年5月にはベンチャーキャピタルなどから100万ドル(約1億円)の資金提供を受けているほど注目されているのです。ある記者からは、「世界一、役に立つスタートアップになる可能性がある」と賞賛されているほどです。

3.AIアナリスト

スクリーンショット 2017-02-14 9.14.34 人口知能を使った、アクセス分析ツールです。Googleアナリティクスのデータをもとに、自動でWebサイトを分析し、わかりやすい言葉でサイト改善の方針を提案してくれます。Googleアナリティクスが使いこなせていなくても、またすでに使っている方はその手間を省きたいのなら、とてもおすすめのツールです。

従来のアクセス解析ツールのように、Webサイトのデータを分析してくれるのはもちろん、さらにデータに基づいてさらにwebサイトを改善する案も出してくれるので、効率的にサイトをより良く変えられます。AIアナリストの提案に従い、正しくWebサイトの解析データを活用したことで、CV率(コンバージョン率)が2~4倍以上になった事例も少なくありません。

実際にネスレや講談社など有名企業も導入しているツールです。Googleと繋がっているツールなので、GmailやGoogleのクラウドサービスを使っている方も始めやすいツールです。 ちなみにAIアナリストは、無料でサイトのアクセス状況を解析してくれます。有料版だと、さらにAIアナリスト専任のGoogleのコンサルタントのアドバイスを受けられます。

4.IBM Watson Analytics

スクリーンショット 2017-02-14 9.34.36 これは会社の情報を最初に入力しておけば、その後全データからその時に必要な資料を引っ張り出してくれたり、即座に質問に答えてくれるツールです。クラウドサービスのようにただデータを蓄積させておくものではなく、必要なデータを必要な時にすぐ自動で提供してくれるのです。

今まで探すのに時間がかかっていたり、どんなデータが最も必要なのかわからなくて時間がかかっていたものも、このツールがあれば自動でそれらを見つけ出してくれるので、時間が大幅に短縮できます。

このツールは大手企業からはもちろん、ベンチャー企業からも注目されています。 ソフトバンクでは、営業先に出かける前に、関連する提案書を自動で早く探すために、このツールを使おうと試みるとのことです。また日本のスタートアップ企業のカラフル・ボード社は、ファッション分野のスマートフォンアプリとWatsonを掛け合わせて使うそうです。日本語でコーディネートのデザインを伝えれば、自動でコーディネートを作ってくれます。

まとめ

現在、人が行っている仕事もAIに任せることのできる時代は、もうすぐそこまで来ています。AIをうまく活用して生産性を上げていくことが、今後の会社の展望を決めるとも言えます。今のうちから徐々にAIに慣れ親しんで使えるようになっておくことが、未来のための投資になるかもしれません。

生産性向上に関連したものとして、「ECRSの原則」というのがあります。これは業務改善のための基本原則です。以下の記事で詳しく紹介しています。

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