メール配信システム

なぜ「メール配信」導入に失敗するのか? 4つの原因を徹底分析

up2メール配信は企業の施策の中でも手軽にできるマーケティング手法です。サービスや商品を通じて、興味を持っている人に配信するため、その効果は折り紙付き。きちんとニーズに合ったコンテンツを提供すれば顧客獲得へとつながります。

しかし、肝心のメールの内容が良くても、それを配信するシステムが駄目では意味がありません。メール配信システムを導入したけれど、顧客獲得どころか開封率すら上がらないという方はシステムに問題あるかもしれません。

今回は、なぜメール配信システムの導入に失敗するのか?考えられる4つの原因をまとめてみました。導入における原因を分析して、次の機会に役立ててみてはいかがでしょうか?

1.多機能だがUIが分かりにくい

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システムを選ぶときに気になるのが機能の豊富さです。メール配信は長期的に利用するもの。ある程度、多機能で使いやすいメール配信システムを導入したいと考えている人は多いです。

実際に多機能であることは問題ありません。ただ、気を付けなければいけないのがシステムのUIに関してです。このUIが悪いと操作に迷いが生じやすく、使いづらさから導入後に後悔するケースがあります。

UIは、ユーザーインタフェースという意味を持ちます。UIが優れていれば、それだけ目的の情報にたどり着きやすくなります。一方でUIが悪いと情報までたどり着きにくく、操作が困難となり業務効率が低下します。

どれだけ多機能でも使いこなせていなければ意味がありません。メール配信システムを比べるときに機能面に注目してしまいます。多機能出あることは構いませんが、操作性が優れているか確認しましょう。

メール配信システムの中には、お試し期間がある場合があります。こちらを利用して操作性を確かめてみてください。また、試用期間がない場合は、同ブランドの他のシステムなどで確認してみましょう。同じブランドの場合、操作性が類似している場合が多いです。

操作性に関してユーザーレビュー等を参考にしているという方も多いですが、使い勝手は人によって変わってきます。必ず、メール配信システムの担当者が利用してみて、操作性を把握してください。直感的に分かりにくいと感じたら、別の配信システムを検討しましょう。

 

 

2.配信に関する自由度が低い

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メール配信の根幹を担う機能が配信です。メールというコンテンツを送る配信機能が優れていなければ、メールマーケティング手法を実践しても効果がありません。

メール配信システムの導入で、配信に関する自由度に注目していなかったケースは多いです。配信の中でも配信数は特に注意したい点。配信数とは、配信できる上限の数のことを表します。

例えば、メールマーケティングで月に1,000通送る必要があった場合、導入したシステムの配信数の上限が500通だと足りませんよね。また、現在は500通で足りていても、見込み客が増えれば上限数を上げることを検討しなければいけません。他にもコストをかけて配信数を増やしたけど、逆に余ってしまったケースもあります。

これらのケースの場合、配信前にメールマーケティングの展望を話し合う必要あります。最終的なゴールを決めて、そこから逆算して配信数を導き出してください。将来、なんらかの形でコストや手間がかからないようにスケジュールを立てるといいでしょう。

 

 

3.拡張性が低く追加コストがかかった

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メール配信システムには、クラウド型やオンプレミス型があります。両方で注意しなければいけない点として、拡張性が挙げられます。拡張性が悪いと追加コストが発生。当初予定していた予算をオーバーする可能性が出てきます。

例えば、クラウド型の場合、プランが用意されていることが多いです。プランによって配信数や機能に制限があり、より多くの配信数や機能を利用する場合は変更が求められます。配信数の規模が増加する前でも、最も大きなプランのコストを確認しておきましょう。

また、オプションなどのコストも確認しておき、検討段階で最大で発生するコストを見越しておくと失敗が少ないです。そうすることで、将来的に対応できないソフトがどうかも理解できます。その場合、オンプレミス型を検討するなど対策を取れます。

クラウド型と違ってオンプレミス型は追加コストが大きいです。導入時にもサーバーを利用するため、一定の時間がかかります。また、初期費用もそれなりなので失敗は許されません。

オンプレミス型で配信数などを増やす場合、サーバーを増強する必要があります。増強までの時間やコストは高いため、急な配信数の増加などの事態に対応できない場合も。

予め、どれだけ未来に対して予測が立てられるか?メール配信システムの導入に失敗しないようにするためには、この点をよく考える必要があります。

 

 

4.サポート体制が整っていない

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メール配信システムにトラブルはつきものです。システム上のトラブルというよりも、利用時に発生する問題点の方が多いです。万が一のトラブルの際にすぐに対応できなければ配信が滞ってしまいます。

通常のメール配信はもちろん、継続的な配信で効果のあるステップメールまでもが滞れば、マーケティングとして効果が低いです。そんな事態を避けるためにもサポートの充実が求められます。

トラブルの原因がシステム上のものなのか、それとも操作によるものなのか、早急に区別することが先決です。多くのメール配信システムにはサポートが付いています。しかし、実際に電話してみると繋がらないなどの状況が発生。こうした事態を想定して、予めサポート体制を確認しておきましょう。

まず、契約したいメール配信システムが見つかったら、電話やメールにてサポート体制を聞いておきましょう。サポートの時間や対応してくれる人数、対応の内容などを知っておくと、万が一の際に対応できます。

問い合わせた時点で対応が悪い場合は、別のシステムを検討しましょう。どれだけシステムが優れていても、システムのトラブルをこちらから解決することは難しいです。起こりうる最悪の状況を想定した動きがトラブルを回避する術となります。

 

 

まとめ

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なぜメール配信システムの導入に失敗するのか4つの原因を紹介しました。どの原因も前もって検討しておけば、起こる可能性は少ないです。システムが起因となっていることが多いので、細かい点を確認しながら導入すれば、問題なく導入できます。

今回紹介した中でもサポート体制は特に重要です。クラウド型の場合、システムトラブルによる障害が発生することがあります。この際に速やかに情報を提供してくれるかは、業者によって異なります。

サポートがしっかりしていれば、こうした事態にもすぐに対応してくれます。メール配信は継続的に行うことで効果を発揮します。確認ミスによる導入失敗だけは防ぐように心がけて導入しましょう。

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