オウンドメディア流行の背景
「オウンドメディア」を設立する企業が増えてきました。オウンドメディアを聞いたことはありますか?恐らく、耳にしたことがある方も多いと思いますが、この機会に改めて学んで頂ければ幸いです。
なぜなら、ここ1年-2年で、オウンドメディアは最も有効な集客ツールの一つとして注目を集めているからです。
オウンドメディアとは、企業やブランドが保有する「自社メディア」のことを指します。自社メディアを設立する企業が増えてきた背景として、一方通行の広告メッセージが届きにくくなり「コンテンツマーケティング」に本格的に乗り出す企業が増えてきたことが挙げられます。
コンテンツマーケティングを平たく解説すると、
「ユーザーが見たい!見てよかった!と思えるコンテンツを公開し続けることで、ユーザーにファンになってもらい、そこから物を買ってもらう」
という、これからの時代に最も取り組むべきマーケティング手法です。コンテンツマーケティングは昔からある手法ですが「ユーザーに一方的に届ける」時代は終わり、「ユーザーに見つけて貰う」時代に本格的に移っている、と言えるのかもしれません。
Googleもアップデートを行い、リンクの数ではなく「サイトのコンテンツ」が評価軸になり、質の高いコンテンツが求められるようになってきました。
質の高いコンテンツをつくり、ユーザーに見つけてもらうコンテンツマーケティング。そして、それを実行するためのオウンドメディア。それではどのようにオウンドメディアを構築すれば良いのでしょうか?
その答えはCMSにあります。
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)まとめ
CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略で、webサイトの管理・更新が出来るツールを指します。
CMSを使うと専門的な知識が無くても、誰でも簡単にwebサイトの管理・構築が可能になります。そういったお手軽さもあり、CMSを使ってオウンドメディアを構築する企業が増えてきました。
それではどういったCMSがあるのでしょうか?オウンドメディア構築に必要な代表的なCMSを7つご紹介します。
1.WordPress
>>>https://ja.wordpress.com/#plans
CMSと言ったら真っ先に名前を挙げられるのがWordPressです。多くのサイトでWordPressが使われており、インターネット上のwebサイトの26%がWordPressで構築されているようです。 サイトデザインのテンプレート、プラグイン(拡張機能)が豊富なので、オリジナリティを発揮したいという企業におすすめです。
実際にWordPressで構築されたサイトとして、「会計ソフトfreee」や「GoPro公式サイト」などがよい事例だと思います。どちらとも、それぞれの個性を発揮出来ていることがわかります。
WordPressでサイトを構築する際に、webサイトの知識が少し必要になりますが、WordPressの使い方を説明する記事がネット上に多く存在するので初心者でも比較的導入しやすいかと思います。
料金 無料プランあり (基本機能が利用可能)
月額費用¥373.75~
2.Ameba Ownd
「アメブロ」や「AbemaTV」でおなじみの株式会社サイバーエージェントが提供するCMSです。こちらのCMSの最大の特徴は、たったの3ステップでwebサイトが開設出来てしまうことです。
サイトの種類を選択(ブログやコーポレートサイトなど)→ 関連カテゴリーを選択 → サイトのデザインを選択
というたったこれだけでサイトが開設出来てしまうのは驚異的ですね。デザインのテンプレートも豊富に備えており、編集画面も下記画像のようにシンプルで使いやすいデザインがされています。
水嶋ヒロさんや夏木マリさんといった有名俳優、女優のブログから飲食店、企業のコーポレートサイトなど圧倒的な使いやすさに起因するのか導入数は非常に多いです。Star Bucks JapanでもAmeba Owndを利用してwebサイトが構築されています。
あまり手間をかけずに、デザイン性の高いwebサイトを作りたい企業におすすめです。
料金 無料
3.はてなブログメディア
>>>http://hatenablog.com/guide/media
はてなブログを運営する株式会社はてなが提供するCMSです。はてなブログを使ってオウンドメディアを構築するのですが、はてなブログはgoogleなどの検索エンジン上で上位表示されるためのSEO対策に強いので、オウンドメディア構築時にありがちなSEO対策にかける工数や勉強時間を省略できるのが、初心者にとって優しいポイントです。
使いやすいシンプルな操作画面も人気の一つで、実際にはてなブログメディアを導入した「みんなのごはん」の担当者によると、以前使っていたシステムに比べ、運用効率が3倍まで上がったそうです。
また、はてなブログで良い記事を書くブロガーをはてなが仲介し、記事を寄稿してもらうことも可能なので、読者が楽しめる良いコンテンツを確保することも可能です。総じて非常に運用効率の良いCMSという印象を受けます。
料金 要問合せ
4.Baked
「最も使いやすいフリーのCMS」がキャッチフレーズのCMSです。特徴的なのが簡単に操作できる点です。例えば編集したい部分をクリックすると編集画面が表示され、スムーズに編集可能です。 また、コンテンツの位置を変えたいときはドラッグアンドドロップで入れ替えが可能です。
デザインのテンプレートも同梱されており、簡単にデザインも変更可能な点など、web初心者に親切な設計がなされている印象です。まさにキャッチフレーズ通りのサービス内容ですね。
料金 無料
5.bacer CMS
「コーポレートサイトにちょうどいい」をキャッチフレーズとして、開発されたCMSです。見込み客を獲得するためのメールフォームや会社の近況などを発信するためのブログ設置など、多くのコーポレートサイトで導入されている機能を備えています。それに加えて、SNSシェアボタンの設置やグーグルマップ連携も可能であり、カスタマイズ性も高いようです。
実際にbacer CMSを導入したキーテクノロジー合同会社では、サイト制作に要したのが1週間だけだったそうです。比較的お手軽にwebサイトを構築出来るCMSという印象です。
料金 無料
6.SOY CMS
>>>http://www.soycms.net/
こちらは拡張性と自由度の高さを特徴としたCMSです。企業のニーズに合わせて追加できる拡張機能が豊富なので、継続的なサイト改善が容易です。例えば見込み客に対し密なコミュニケーションを取りたい場合、問い合わせフォームとメールマガジン配信機能を追加することで、問い合わせの合った見込み客に自動でメールマガジンを配信出来るようになります。
また、実際にwebサイトを構築するためのマニュアルが用意されており、流れが画像と共にわかりやすく説明されているので、CMS初心者でも簡単に利用できそうです。
料金 無料
7.Jimdo
「驚くほど簡単にホームページが作れる」をキーワードに、世界中で1500万以上のサイト構築に使われているCMSです。作成手順は下記のようにとてもシンプル。
170種類以上のデザインから1つ選択 → 選んだデザインに文章と画像を当て込んでいく。というたったの2ステップで作成出来てしまうようです。
更に変更したい部分などがあれば、マウスでクリック。そうすると上記画像のようにオプションの入ったボックスが表示され、シェアボタンを設置したり、動画を埋め込んだりと簡単にカスタマイズが可能です。専門知識は一切いらず、デザイン性の高いホームページを作成できる驚きのクオリティです。
料金 フリープランあり
プロプラン 要問合せ
終わりに
いかがでしたか?現在、多くのwebサイトがこれまで紹介したCMSで構築されています。無料で利用できるものも多く、オウンドメディアの構築にあまり専門知識を必要としません。
「自社のブランディングを高めたい」「集客力を強化したい」。あなたの会社でそういった悩みを抱えているのであれば、CMSを利用してみてはいかがでしょうか?
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