広がりを見せるIT化
以前上記の「海外のITベンチャーでほぼ必ず導入されている最新Webツール4選」でご紹介したように、Webツールを使用することで仕事の生産性を向上させる動きは海外だけでなく、日本でも広がりを見せています。特にIT業界ではツール・システムによる経営の効率化、自動化は当たり前という潮流があり、中小企業での経営課題に対するIT導入の流れは徐々に進行しつつあります。
しかし、「何を導入したら良いのか…」「お金がかかるのでは?」と考える方も多いかと思います。そこで今回は、数ある経営課題の中でも、チームのタスク管理を手助けしてくれる人気Webツールをご紹介します。
1.todoist
こちらはポルトガルに拠点を置くDoistという企業が提供するツールです。サービスの開始から現在では500万人以上の人に愛用され、アメリカフォーチュン誌が発表する「フォーチュン100企業」でも導入されている程の人気ぶりです。
Web版だけでなく、iPhone・Androidのアプリもローンチされているので、あらゆるデバイス上でのタスクやToDo共有が可能です。例えばあなたのスマートフォンやiPadにインストールしておけば、出先でタスクを確認することも出来ます。Chromeの拡張機能としてもインストール出来るので、Gmailを使用していれば導入しやすいのではないでしょうか?
様々なデバイスでタスクを共有・管理出来るというのが、グループワークに向いている点と言えるでしょう。
ユーザーの利便性に重きを置かれたシンプルなデザインで使いやすいのも良い点です。なお、Google DriveやDropboxとも連携可能なので、作業効率の上昇も図れます。
2.Jooto
こちらはシンガポールに拠点を置く株式会社スキップフォワード社が提供する、クラウド型タスク管理ツールです。日本のオフィスワーカーの生産性を向上を目的とし、2012年に設立されたスタートアップ企業ですが、現在までに3万人のユーザーを世界12か国で抱えています。
タスクをカードに記入し、ドラッグアンドドロップでプロジェクトボードに張り替えるという直感的な操作が魅力です。使用するのに複雑な工程を必要としないので、初心者の方でもすぐに利用しやすいのもポイントです。
EvernoteやSlack、Google Calendarとも連携可能で、作業効率改善の一助となります。また、todoistと同様にWindowsやMac、iPhoneなどにも対応しているので、インターネットがつながる環境ではどこでも使用できます。
3.Trello
「Googleでリモートワーカーのマネジメントを経験した人物が語る4つのコツ」でも紹介したタスク管理ツールです。Jooto同様に、タスクをカードにしてボード上で管理します。こちらもドラッグアンドドロップの直感的操作が可能なので、初心者に優しい印象です。
このTrelloですが、他と比べて特徴的な点があります。それはボードにメンバーを無制限に招待できるという点です。一般的に有料版への移行を促すために、タスク毎の招待可能人数を制限するのですが、Trelloではその制限がありません。これは経営資源の少ない中小企業には導入しやすい点ではないでしょうか?
もちろん、様々なデバイスにも対応しており、Google DriveやDropboxとも連携可能なので、いつでもどこでも使用できます。ビジネスだけでなく、プライベートでも使いやすい印象を受けます。
4.Wunderlist
>>>https://www.wunderlist.com/ja/
ドイツの6 Wunderkinder GmbH社が提供するタスク管理ツールで、ユーザー数はすでに600万人以上を記録しているそうです。WunderlistではToDoリストを作成し、関係あるメンバーと共有を図るという形を取っています。なので、チーム・個人のタスクを区別するのが容易に図れると思います。
タスク毎に締め切り期間を設定すると、使用するデバイス上に通知がくるので、期限日を忘れることを防いでくれます。Wunderlistも様々なデバイスに対応しているので、使う場所を選びません。
5.toggle
最後の5つ目のツールでは、少し変わった管理ツールをご紹介します。このtoggleというツールでは、タスクにかかる時間を計測することが出来ます。
個人のデータに加え、チームのタスク消化にかかった時間を計測し、ダッシュボード上で何にどれだけ時間を割いたのかというデータを見ることができます。これにより、どのタスクに時間をかけるべきか、どこの時間を短縮できるのかといったことが把握できるので、個人・チーム全体の生産性を上げるのに一役買うでしょう。
様々なデバイスにも対応しており、他のツールとの連携も可能です。公式HP上では、Trelloとの相性がとても良いと述べられており、他のタスク管理ツールと組み合わせて使えるという点が特徴的です。
終わりに
多くの人が使う人気ツールの特徴として…
・様々なデバイスに対応
・他ツールとの連携
・シンプルなデザイン
といったことが挙げられます。個人にとどまらず、チームでタスクを一元管理、見える化を図ることビジネスをスムーズに進めることが出来ます。ツール導入のハードルが下がりつつある昨今、あなたの会社でも導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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