経営コラム

スポーツ界のIT革命!大坂なおみ選手に見る「リアルタイムデータ分析」の脅威とは?

日本中を沸かせた記憶に新しい出来事といえば、大坂なおみ選手の活躍です。日本人で初めて全米オープン優勝という快挙を成し遂げた大坂選手。そんな彼女が活躍していく中で、大きな壁として立ちはだかったのが「リアルタイムデータ分析」と呼ばれる分析手法です。

今回は、リアルタイムデータ分析の内容を中心に、経営にとってデータの蓄積がいかに重要なのか?経営とデータの関係性について解説していきます。

大坂なおみ選手とリアルタイムデータ分析

大坂なおみ選手が全米オープン優勝という快挙を果たしたのは、誰の記憶にも新しいです。この快挙には、彼女の強靭な精神力と、卓越した能力が関係しています。2018年9月23日に行われた凱旋試合「東レ・パン・パシフィックオープン」には、そんな彼女を一目見ようと多くの人が集まりました。

大坂選手は、この日も順当に勝ち進め、決勝の舞台では別の大会でも勝っているチェコのプリスコバ選手が相手でした。誰もが大坂選手優勢の決勝だと考えていましたが、試合が始まると風向きが変わります。

大坂選手は、疲れやプレッシャーがあるのか第1セット目を落としてしまいます。さらに、第2セット目も落としてストレートでの敗北。なぜ、大坂選手側は、このような事態になってしまったのでしょうか?

リアルタイムデータ分析という存在

大坂選手の調子が悪かったという受け取り方もできますが、この試合の裏には「リアルタイムデータ分析」という分析手法が存在していました。

実は、第1セット終了後にプリスコバ選手のコーチが見ていたのは大会公認のiPad。プリスコバ選手側は、リアルタイムデータ分析を元に試合を有利に進めていたのです。

どのようにしてデータ分析を利用していたのか?経営とデータ分析の親和性を中心に、その中身を紐解いていきましょう。

「ボディーサーブは来ない」という仮説と検証

ボディーサーブとは、相手の正面に球を打ち返せなくするサーブのこと。大坂選手は、屋外のハードコート(ボールが弾みやすく球速の落ちないコート)では、ボディーサーブを打つ傾向があります。一方、屋内のクレーコート(ボールが弾みにくい球速の落ちるコート)では、ボディーサーブをあまり打ちません。

当日の会場は屋内のクレーコート。プリスコバ選手のコーチは、第1セットの間に「大坂なおみ選手がボディサーブを打たない」という仮説を立てます。その結果、大坂選手はデータの通りボディーサーブを打たなかったため、プリスコバ選手側は仮説の検証に成功し、得点につながるリターンを返し続けました。

経営においても、仮説と検証は重要です。データを元に予測できる選択肢を狭めることができれば、それだけほかの選択肢に集中できます。

データの集積とUIデザインの重要性

プリスコバ選手とコーチが利用していたのは、「SAP Tennis Analytics for coaches」というアプリ。一見、試合中にデータを分析できるアプリを使うのはルール違反のようにも感じますが、実はこのアプリは大会を主催しているWTA公認のiPadで使用されています。公式が認めているアプリなので、試合中に利用しても問題ありません。

WTAは、2015年からリアルタイムデータ分析を元に、コーチがアドバイスを行うことを許可しています。このアプリは、コートの上方に設置された8台のビデオカメラで情報を集積。データは15秒に1回の更新が行われており、最新のデータがiPadで閲覧可能です。

また同アプリでは、常に選手やコーチに意見を集めて使いやすいUIを追求しています。ただのデータの羅列ではなく、分析結果を視覚的に把握しやすいようにユーザー目線で作られているのが肝です。

企業でも自社データを集積するシステムを利用する場合、データの集積スピードはもちろん、使いやすいUIデザインであることが重要です。ユーザーのニーズを汲み取り、常に改善を行うシステムを導入しましょう。

現状を踏まえながら改善される機能

「SAP Tennis Analytics for coaches」は、常に意見を取り入れた改善を行なっています。新機能のほとんどは、選手やコーチなど現場の声を反映したものが多いです。例えば、今シーズン追加した機能はサービス分析、リターン分析、ラリー分析などです。

各分析の内容は単純なものではなく、実戦で活かせるように細かいカテゴリ分けがされています。これにより、試合の中で瞬時に相手の傾向が把握できるようになっています。

企業にとっても有用なシステムは、現場の意見を反映したユーザビリティの高いシステムです。新機能をただ追加するだけでなく、その内容も優れたものでなければいけません。実際にシステムを利用するのは、経営者や担当者です。ユーザーのニーズを汲み取れないシステムは、すぐに需要を失ってしまうでしょう。

データが勝負を決める時代が到来する?

私たちの身近には多くのデジタル製品が存在します。日々、計算能力は向上しており、リアルタイムに詳細なデータが集められるようになりました。スポーツの世界でもこうしたIT革命が起きており、「データを制するものが勝負を制する」といっても過言ではありません。

ただここで知っておきたいのは、データがあるから勝負に勝てるわけではないことです。あくまで、データをどう活かすのか?データの活用方法が重要になります。「SAP Tennis Analytics for coaches」を作った企業も「プレーするのは選手自身、肝心なのはデータをどう活用するかだ」と言及しています。

企業にとってもデータの活用は、経営の未来を決める重要な課題です。集めたデータをどう活かすか?は、導入するシステムによって左右されます。そこで、これからデータを利用した分析を行いたいなら弊社のクラウド経営システムがおすすめです。

企業のリアルタイムデータ分析にはALL-INが最適!

経営において重要なデータを集めたいなら、弊社が提供するALL-INを活用しましょう。ALL-INでは、10のシステムのデータを連携して集積します。コックピットと呼ばれるホーム画面では、各データのインジケータが見られるので、自社の状況を一目で把握可能です。また、ユーザーが操作しやすいようにUIデザインも工夫されています。

ALL-INを導入すれば、複数のシステムを利用する必要がないので、その名の通りオールインワンで運用可能です。これまで複数のシステムをまたいで利用していた方は、ALL-INでひとつにまとめて最適な経営を行いましょう。

まとめ

リアルタイムデータ分析について紹介しました。スポーツの世界でも大きな影響を与えているリアルタイムデータ分析。データを集積し、正しく活用することで有利に物事を進められます。

リアルタイムデータ分析には正確なデータの集積が必須です。クラウド経営システムであるALL-INを導入すれば、自社で有用なデータをすぐに集められます。本記事で、データ分析に興味を持った方は、ぜひALL-INの導入を検討してみてください。

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