SNSを上手に活用した事業を行うと、お金をかけずに集客を行うことが可能です。しかし、具体的にどのように利用すれば良いのか、頭を悩ましている経営者も少なくないようです。そこで、今回は効果的なSNS活用術を紹介します。
すぐできる活用術!3つのSNSをうまく使い分ける
SNSとひと口にいっても、さまざまな種類があるため、どれを活用すれば良いのか分からないという人もいらっしゃるでしょう。SNSの中で主流といえば、フェイスブックやツイッター、インスタグラムですが、それぞれ使い分けすることが大切です。
具体的にいうと、フェイスブックは広報に便利ですし、ツイッターは集客やマーケティングに便利です。インスタグラムは広告を出すと上手に活用が可能と、それぞれ相性があるのです。
フェイスブックは広報に便利
SNSの使い分けをするということは、できればどのアカウントも持っておいた方が良いでしょう。その上で、まずはフェイスブックの利用で自社ブランドを広く報せましょう。
フェイスブックは実名であるため、情報の信頼性が高く、広報との相性が良いのです。フェイスブックページを作って商品やサービス、自社のニュースをアップすると良いでしょう。ブログを更新したらフェイスブックでシェアしたり、担当者の思いを投稿すると、上手に拡散することが可能です。
ツイッターは集客、マーケティングに便利
ツイッターは集客が得意です。ツイッターは匿名でアカウントを取ることができる分、気軽にフォローしたりされたりしやすい特徴があります。結果的に1人1人のフォローワー数が多くなる傾向があり、投稿した内容がシェアされやすいのです。
ツイッターでシェアされた情報は、それだけでは信頼性を担保することができないので、情報元のホームページにアクセスが集まります。ホームページの内容が充実していれば、効果的な集客が期待できるでしょう。
インスタグラムは広告に便利
インスタグラムは写真がメインのSNSです。逆にいうとビジュアルが命であるため、俗にいう「インスタ映え」する投稿を行えば、多くの人の目に留まるでしょう。
ただし、インスタグラムの活用法は投稿だけに留まりません。多くのフォロワーを持つ人に自社商品の宣伝をしてもらうと、宣伝効果が高いのです。フォロワー数が多く影響力のある人をインフルエンサーといいますが、インフルエンサーとのタイアップを考えると良いでしょう。
こんなSNSの使い方は嫌われる!2つの反面教師活用術
SNSの利用に慣れてくると、知らず知らずのうちに嫌われる使い方をしてしまう経営者や広報担当者が現れます。SNSは単なる情報提供ツールではなく、表現するという要素も持ち合わせているため、気が付けば自己満足の投稿をしてしまうことがあるのです。
ここではその典型例として「コミニケーションがない」「年配担当者の顔写真アップ」「炎上狙いがバレバレ」の3つのケースを紹介します。反面教師として覚えておきましょう。
コミニケーションがない
SNSはコミニケーションツールだという基本があります。このことを忘れて、単に自社商品やサービス、ニュースを一方的に発信し、入っているコメントには一切答えない企業が存在します。
しかし、これではSNSをしている意味がありません。会話でたとえると、自分の話しを一方的にし続けているようなものですから、相手にとっては苦痛でしかありません。結局スルーされたり、フォロー解除されるので、時間をかけて投稿する意味がないでしょう。
炎上狙いがバレバレ
意図的に炎上をさせることによって、拡散を狙い、商品やサービスを知ってもらおうとする企業もあります。しかし、下手をすればマイナスのイメージだけが先行して逆効果となる可能性もありますし、そもそも炎上狙いであることが分かれば、見ている人も白けてしまいます。
陳腐なSNS戦術を取れば、商品やサービスも陳腐に映ってしまうため、場当たり的な炎上戦術は控えましょう。
SNSを効果的に使う2つのたしなみ
SNSを効果的に使うには、ちょっとしたたしなみもあります。細かくいうとさまざまなたしなみがあるのでしょうが、商品やサービスを効果的に見せるためには2つのポイントを意識すると良いでしょう。
1つは「社員の顔をさり気なく見せる」、もう1つは「システム導入でマンパワー削減」です。
社員の顔をさり気なく見せる
社員の顔をさり気なく見せれば、会社の雰囲気を伝えることが可能です。さりげなくがポイントです。あまり、大々的に社員の様子を見せてしまうと演出感が出てしまいます。それを避けるために、あくまでもさりげなく社員の顔をSNSで見せることが大切なのです。
社員旅行に行ってきた写真や、レクリエーションの写真、時には真剣に仕事をしている写真など、等身大の姿を投稿すると、親しみを感じてもらいやすくなります。
システム導入でマンパワー削減
専属の担当者に広報に専念してもらったり、写真の隙間時間に広報に協力してもらうことも重要です。広報担当者にリーダーシップを発揮してもらいながら、各社員が会社の顔として露出することは、会社のブランディングに直結します。
そのためには、日常業務のマンパワーを軽減する必要があります。業務システムなどを導入して、社員のマンパワーを軽減しましょう。システム導入によって、全体の効率化が達成できれば、さまざまなことに取り組めるようになりますので、1石2鳥にも3鳥にもなるのです。
おわりに
SNSはとても便利なツールである上、無料で利用することが可能なので、活用しないともったいないといわざるをえません。しかし、効果的に活用している会社はまだまだ少ないので、率先して利用することをおすすめします。
上手に使うことができれば、直接的な集客だけでなく、広報や宣伝、ブランディングにもつながります。早速今日から検討してみましょう。
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