経営コラム

イギリス人研究者「ジャパニーズは全員ニンジャ」

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日本人は「凄まじい回避能力」を持つ?

おはようございます!

最近は、ようやく日ましに春めいてきて、

コートもそろそろお役御免といったところでしょうか。

道を歩いていると、日差しも風も心地よくて、
ずっと散歩していたくなってしまいますね!

ところで道を歩くと言えば、こんな話をご存知ですか?

「街なかで人に肩がぶつかった時に、どれくらいの確立で謝るか」
という実験を世界各国で行ったところ、
実験者がわざとぶつかろうとしても、日本人は凄まじい回避能力を見せたため

「ジャパニーズは全員ニンジャ」という結論に達した。

Twitterなどで人気のツイート(@KIRINtarou)として出回っているので、
一度は見たことがあるかもしれません。

これは、イギリス人の研究者が、
「路上で人にぶつかった時、謝るのはイギリス人だけか」
ということを調べるため、世界各国の人で実験をしたことが元のようです。

その結果、イギリス人と同じくらい謝るのは、
日本人だけだったことが分かりました。

ところが。

「日本人にこの実験をするのは非常に難しかった。
彼らはぶつかる前にさっと避ける技術に、信じられないほど長けているからだ!」

だから、「日本人はニンジャ」ということになったのですね。

考えてみると、私たちは大都市の雑踏の中でも、
比較的人にぶつからずに歩いているのではないでしょうか。

渋谷の交差点を歩いても、あれだけの大人数が一斉に動いているにしては、
意外と誰にもぶつからなかったりします。

確かに日本人は「凄まじい回避能力」を持っているようです。

なぜ日本人はぶつからないのか

しかしそんな中でも、「すぐに人とぶつかる」と言う人もいます。

私の友人にもいますが、一緒に歩いていた時、
どうしてぶつかるのかと見ていたら、あることに気付きました。

それは、「目的地を定めずに、何となく歩いている」ということ。

辿り着く先があいまいだから、どの道を通れば良いか分からず、
フラフラと歩いていたと思ったら、いきなり止まる。突然振り向く。
だから人にぶつかるのです。

目的地を定めてから出発する人は、
どこをどう歩けば最短で行けるか判断しながら歩くので、
人の間をすり抜けながら、ほとんどまっすぐ進んでいきます。

大都市の朝は、通勤するサラリーマンで溢れていますが、
「会社に向かう」という確固たる目的を持って歩いているので、
ほとんど誰ともぶつからずに、早足で進んでいきます。

確かにこの光景を見たら、
イギリス人が「ニンジャか!」と驚くのも無理はないでしょう。

明確なミッションを持とう

実はこれと同じようなことが、会社経営にも言えます。

会社を経営をする時には、
「目的地=達成したいゴールを設定する」ことが重要です。

経営方針がブレブレで、社員同士やお客さまとぶつかりあい、
事業内容に一貫性がないような会社に、
仕事を任せたいと思うでしょうか?

ですからまずは、
「この会社は何のために存在し、何を達成したいのか」
という、【 存在理由と達成したいゴール 】を明確にすることが必要です。

この【 存在理由とゴール 】のことを、「ミッション」と言います。

明確なミッションを持っていると、

・揺るぎないゴールがあるので、行動がブレません。
・社員は共通の目的を共有しているので、同じ方向を向いて行動できます。
・何をやろうとしているのか明確なので、応援されやすいです。
・良い意味で抑止力が働きます。

このように、多くの利益をもたらしてくれるのです。

収益の面でも、ミッションは絶大な効果を発揮してくれます。

とある会社が、ミッションのある会社とない会社の収益差を調査をしました。
その結果、それぞれの会社の差は、「1.76倍」もあることが分かったのです。

しかもこれは、黒字企業だけの比較のため、
赤字企業を含めると、その差はもっと開くでしょう。

 

成功する企業はミッションを掲げている

さらに違う調査もあります。
下記の比較をご覧ください。

「売上2.5億円以上」でミッションを持つ会社:47%
「売上30億円以上」でミッションを持つ会社:76%

30億円という売上を立てている会社のうち、
およそ3分の1が、ミッションを持っているのです。

これらの結果から見ても、
ミッションがいかに重要か分かると思います。

あなたもぜひ一度、
自社のミッションについて考えてみてはいかがでしょうか?

日本には元々、「肩引き(かたひき)」という仕草があります。

すれ違う時に、お互いに肩を少し引いて、ぶつからないようにするのです。
これは、「敵意を持っていませんよ」という証でもありました。

しかし今では、
すっかりこの「肩引き」も忘れられてしまった気がします。

いつも相手への思いやりの心を持って
お互いに気持よく道を歩けるように心がけたいですね!

 

※この記事は、「Entre Magazine」のバックナンバーから抜粋しています。Entere Magazineの登録はこちらからどうぞ。

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