(2023/06/23情報更新)
SaaSという言葉を聞いたことはありますか?SaaSはクラウドサービスの一つで、低コストで導入しやすいといったメリットから、急速に普及しています。現在もSaaS市場は、右肩上がりで推移し、利用者は増加する一方です。
今回は、そんなSaaSを中小企業で利用するメリットを解説。まだSaaSを導入していない企業の方は、ぜひ一読ください。
SaaSとは?
SaaS(Software as a Service)は、ベンダーがクラウド経由で提供するソフトウェアサービスのことです。
ユーザーは、自社でソフトウェアライセンスやサーバーを持つ必要がなく、ベンダー側が用意したクラウドを経由して、インターネットブラウザでサービスを利用することができます。
多く企業に浸透しているSaaSは、メールサービス(Gmail、Yahoo!mailなど)やSNSなどです。「それなら既に利用している」と思われた方も多いことでしょう。
SaaSの特徴は「低いコスト」と「導入のしやすさ」です。
SaaSはクラウド経由で利用するため、自分でパッケージを購入する必要がありません。以前までは、パッケージ型のソフトウェアを自社に導入するため、高額な初期費用やランニングコストが発生しました。
その点、SaaSはいわゆるサブスクリプション型なので、利用期間に応じて料金を支払うスタイルです。多額な初期費用が必要なく、好きなタイミングで解約もできます(契約内容にもよるところがあります)。
また、クラウド経由なので自社の環境へインストールする必要はありません。自社にシステムエンジニアの方がいなくても手軽に導入可能です。
インターネットを利用できる環境があれば、いつでもシームレスにアクセスできます。
SaaSの動向と市場規模
SaaSを含めたクラウドサービスは、年々市場規模が上がっていきます。
上記は、総務省が発行している「令和4年版 情報通信白書」のデータです。SaaSを含めたクラウドサービスの市場規模をグラフで表しています。
今後もSaaSの需要は増えることが予想されており、さらに急成長が続くことでしょう。SaaSは、その特徴から中小企業に欠かせない存在といえます。
SaaSを中小企業で利用するメリットとは?
急成長するSaaSですが、中小企業で利用するメリットは何なのか。ここでは、3つのメリットを通して、SaaSが優れている理由を解説します。
中小企業での利用メリット① 小さく始めて自由に増やせる
SaaSは、サブスクリプション型のサービスです。
サブスクリプションとは、サービスを買い取るのではなく、利用した期間に応じて支払う方式のことです。
また、「定期購読」と呼ばれることが多いですが意味が違います。
「定期購読」は同じ価値、仕様のものを定額で利用することを言います。
一方、「サブスクリプション」は、同じ料金でありますが、バージョンアップや、仕様追加などサービスの質が上がっていくものを言います。
サブスクリプションのメリットは小規模で始められること。
サービスのバージョンアップ、保守コストは全てランニングコストに含まれているため、サービスを利用中に利用コストが変動しません。
また、プランに応じてサービスが増やせる形式なので、まずは小さくスタートし、プランのグレードを上げていくことができます。
ビジネスにおいては、初期費用や追加費用といったコスト面は重要です。
サブスクリプション型なら、中小企業でも少ない負担でサービスを利用できます。
中小企業での利用メリット② 常にシステムが改善される
SaaSは、利用するユーザー側にとってはたくさんのメリットが存在します。その一方で、ベンダー側は常にリスクと隣り合わせです。
なぜなら、ユーザーが満足する内容でなければ、すぐに解約されてしまうからです。SaaSを提供するベンダーは数多く存在するので、少しでも手を抜けばすぐに乗り換えられてしまいます。
ベンダー側としては、顧客の要望を叶え、進化し続ける必要があるのです。ただ、ユーザー側にとっては選択肢が多い上に、改善されたシステムを利用できるのでメリットが豊富です。
SaaSが普及した背景には、このようなユーザーファースト的な側面が存在します。各ベンダーが競えば競うほど、優れたSaaSが利用できるため、ユーザーにとって嬉しいことばかりです。
中小企業での利用メリット③ いつでもどこでも使える
SaaSはクラウド経由で利用するサービスです。インターネット環境があれば、パソコンやスマホ、タブレットなど、あらゆる端末でアクセスできます。
パッケージ型のシステムの場合、インストールした端末でしか利用できませんが、SaaSの場合はシームレスなアクセスが可能です。
ビジネスの世界では、年々経営スピードが増しています。SaaSのシームレスなアクセスは、経営にスピード感をもたらしてくれます。
SaaSを導入し、素早いビジネスプロセスを展開しましょう。
SaaS化は加速。乗り遅れるのは損
SaaSを導入することで経営スピードが加速します。2023年現在、いまだにパッケージ型のシステムを導入している企業が多いですが、この機会にSaaSに乗り換えるのがおすすめです。もし、SaaSを導入するならメリットの多いシステムを選びましょう。
ALL-INは経営をより速くする
弊社で提供しているALL-INは企業に必要な、全ての機能を搭載しています。
顧客管理(CRM)・営業支援(SFA)・人事・給与・会計・販売・グループウェア・プロジェクト収支管理など、全業務をカバーしています。クラウド型の経営システムなので、今回紹介したSaaSのメリットがすべて享受できます。
また、コンサルタントによる継続的なサポートもあるので、システム導入に知見のない中小企業でも安心して導入可能です。少しでも経営スピードを加速させたいなら、ぜひALL-INの導入を検討してみてください。
まとめ
急成長するSaaSの動向を紹介しました。
中小企業にとってSaaSは当たり前の存在となっています。自社に合ったシステムを低コストでリスクなく導入するならSaaSがおすすめです。本記事でSaaSのメリットを理解して、適切なシステムを導入してみましょう。
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