開発者の想い

「ALL-INを​開発した理由」

2.多くの経営が​失敗する​2つの理由

  1. 2,819,477
  2. 72.8%

この2つの数字は、それぞれ何を表した数字だと思いますか?
ぜひ、一度、考えてみてください。

の「2,819,477」は、過去30年間に廃業した会社の数です。
の「72.8%」は、現存する会社における赤字会社の割合です。

会社は、簡単に潰れてしまいます。
そして、現存する会社の多くも赤字で倒産予備軍です。

この厳しい現実は、起業支援事業を一生の仕事として真剣に取り組んでいる私たちにとって、重くのしかかる現実でした。

挑戦した起業の多くが失敗してしまう。
多くの経営者が苦しみながら仕事をしている。

こうなってしまっている​原因は​何だろう?

深い問題意識を、強い当事者意識をもって考えるようになり、原因を特定して解決したいと思うようになりました。最初は沢山の原因にバラバラと気づいていくだけでしたが、数千社の会社と関わり、目の前で経営の現実を見てきて、根源とも言える原因が分かるようになりました。

(ここでいう原因は修正できる可能性のあるものを挙げています。市場が飽和する厳しさなど、現実的に不可避な原因と考えられるものは、実践者の分析結果として外してあります)


多くの経営が失敗する原因は、集約すると2つです。

  • 経営者が基本を知らない
  • 経営がローテク過ぎる

まず第一に、経営者が、あまりにも「経営の基本を知らない、実践できていない」という事実があります。経営という活動のハードルが高いだけではなく、それを越えようとする方(経営者)にも大きな課題があるということです。

何事もそうですが、基本は重要です。しかし、多くの経営者は、それを学ばずに経営を始めてしまいます。それで上手くいかないのは、当然と言えば当然です。

そこに強い問題意識を持った私たちは、最初に「社長の学校」を作り、経営者が「経営の基本」を定期的に学べる場を作りました。

この「社長の学校」は東京で始めたのですが、今は、ありがたいことに色々な所からお声をかけて頂き、札幌、仙台、長野、名古屋、大阪、広島、福岡と8つの都市で開校しています。

しかしながら、このような教育業を続けていくうちに、もう一つの原因が分かるようになりました。

それが、、、「経営はローテク過ぎる!」ということです。

⇒次ページ:「経営はローテク過ぎる!」
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