キャッシュフロー経営とは?
キャッシュフロー経営とは平たい言葉で言うと、「現金の流れを意識した経営」です。
当たり前かもしれませんが、キャッシュ(現金)がなくなればいくら売上があっても会社は運営できなくなり潰れてしまいます。
キャッシュというのは人間に置き換えて考えると血液のようなものです。
会社を動かすためには必要不可欠なものです。
ただ、会社経営を行っていると「キャッシュの動き」というのがとてもわかりにくいものです。
例えば、売上があるのにも関わらず入金が翌々月なので手元に現金がない。
売上と実際のキャッシュの動きにタイムラグがあり、今手元にどれくらいの現金があるのかが把握しにくくなるのです。
そのため、キャッシュフロー経営というのは現金の流れに注意して経営を行う手法と言えるでしょう。
まずは手元のキャッシュを見える化しよう
キャッシュフロー経営を実現するはじめの一歩としてオススメしているのは、「手元どれくらいのキャッシュがあるのかを常に把握する」ということです。
キャッシュは会社の体力みたいなものです。
いくら赤字でもキャッシュさえ潤沢にあれば生き残ります。
自社の体力がどれくらいあるのか?
その為にまずは、手元のキャッシュを見える化しましょう。
私たちがオススメしているのは「現預金残高推移表」を作り毎日定点観測することをオススメしています。
「現預金残高推移表」とはその名の通り現預金残高がどれくらい推移しているのか?
表計算ソフトなどを使い、毎日確認する表を作ることです。
「現預金残高推移表」をモニタリングする際に注意するべきポイントがあります。
それは「月中でもっとも現預金残高が低くなる日」です。
月末や25日など支払と入金タイミングによってもっとも残高高が低くなる日を定点観測してみてください。
その「月中最低残高」を増やしていくのが財務上の究極のゴールとも言えます。
キャッシュが増えているというのは経営がうまくいっている証拠とも言えます。
経営をしてキャッシュを増やすということはとてもむずかしいことです。
キャッシュの動きに敏感になっていればちょっと利益が出ただけで油断するようなことはなくなるでしょう。
また、目安として月中最低残高の預金残高が固定費の6ヶ月分以上あればかなり安定性が出てきたと言えるでしょう。
ALL-INのBIツールが実現するキャッシュの見える化
確かに「現預金残高推移表などを作り現金の動きを把握することが大切だなー」と思っていただけた方もいると思います。
- ただ、忙しくてなかなか手がつけられない。
- 数字が苦手で数字だけ眺めててもよくわからない。
- 現預金残高推移表を作るのがメンドクサイ。
このように思われた方のためにとてもカンタンに、数字が苦手でも直感的に現預金残高推移表が把握できるのが私たちが提供しているBusinessCockpit「ALL-IN」です。
ALL-INは銀行口座とCSVなどを使い連動することができます。
それらのデータを元に自動で現預金残高推移表を作成してくれます。
このようにグラフでわかりやすく自社の状態を見える化してくれるのがBusinessCockpit「ALL-IN」の強みです。
ALL-INを活用して安定的な経営を実現していきましょう!ご興味いただけましたら下記よりお問い合わせください。