経営コラム

今話題のティール組織とは?未来の組織運営の内容やメリットを紹介

現代では、多くのビジネス書が発売されては、新たな理論や切り口が登場しています。ただ、すべてのビジネス書が新しい理論や切り口というわけではなく、すでに解説された内容や理論は多いです。

そんな飽和状態のビジネス書の中でも、新しく登場し話題となっているのがフレデリック・ラルー氏著の「ティール組織」という書籍です。12カ国語、20万部を超えるベストセラーとなり、日本でもAmazonのビジネス書ランキングで1位にランクインしています。

今回は、話題となっているティール組織という新たな切り口について紹介します。これまでの組織運営とは、全く違う未来の組織経営であるティール組織について理解して、中小企業の経営に役立てていきましょう。

ティール組織とは何か?

「ティール組織」は、未来の組織運営の形です。簡単にいうと、「社長や上司といった階層構造にしばられることなく、メンバーが一丸となって目的に向かう未来の組織運営」です。まるで、組織をひとつの生命体のように捉えて運営します。

そもそも、ティール組織のTeal(ティール)は、色の名称です。青と緑の中間色で柔らかく神秘的な色合いが特徴的。著者のフレデリック・ラルー氏は、ティール組織を含めた組織を段階的な色合いに分けており、ティール組織はその他の組織運営を包括した進化形態と説明しています。

ティール組織に使われている色分けは、レッド、アンバー、オレンジ、グリーン、ティールの5段階。それぞれの色分けにおける特徴を見ていくと、よりティール組織に対する理解を深められます。

レッド

レッド組織は力で支配するような組織運営が特徴です。いわゆるブラック企業のような形態で、支配的なので短期思考が強い傾向があり、社員のことなど考えていません。

アンバー

アンバー組織は、階級が強く上下関係が厳格な組織運営が特徴です。レッド組織に比べると力による依存が少なく、階級社会的な意味が強いです。長期的な展望を持っており、多人数の統率を実現していますが、競争や変化といったイベントに関しては消極的です。

オレンジ

オレンジ組織は、一般的な企業に近い組織運営が特徴です。社長や上司等が権限を持ちながらも、成果を上げることで従業員も出世可能です。アンバー組織に比べると変化を受け入れ、競争できるため実力によっては上に行けます。

グリーン

グリーン組織は、社長や上司等の権限はあるものの、個人の主体性を尊重した組織運営が特徴です。社内で相談しあって思いやりを重視した組織でとても開放的です。一方、大きな権限を持った人がいないため、意思決定が遅れることもあります。

ティール

ティール組織は、社員一丸となって組織の目的を実現する組織運営が特徴です。社長や上司といった権限はなく、社員同士が信頼し独自のルールを作り、個々が主体性を発揮しながら目的実現へ向かいます。

なぜティール組織の考え方が生まれたのか?

ティール組織は、現在の組織におけるデメリットを払拭した画期的な組織のあり方です。現在の組織のあり方には多くの恐れが秘めて、そのデメリットにより目的達成が阻まれることも多いです。ティール組織という新たな形態ならデメリットを排除し、目的達成を実現してくれます。

それでは、組織における恐れについて見ていきましょう。例えば、企業が社員に生存本能を刺激するようなプレッシャーを与えるケースがあります。こうしたプレッシャーは、生き残るための競争を生み、長期的に見ると社員が疲弊していきます。

続いて、階級制度における恐れです。基本的に企業は役割や上下関係を作り、階級制度を設けています。実は、この階級制度にもいくつかの恐れがあり、社員が疲弊してしまう可能性を秘めています。

例えば、上司が部下を管理するために、業務を教え納得させる必要が出てきます。ほかにも、階級制度は上下関係の優劣がつきやすいです。どうにかして上に行きたいという意識が生存競争を加速させます。

さらに、これまでの組織運営で当たり前だった実力主義や成果主義にもデメリットが含まれています。それは、会社と自己が分断されてしまう点。仕事で必要な能力だけが特化され、本来の能力が出ない状態となります。創造性や情熱、可能性といった面がなくなってしまい、精神的に疲弊するケースが増えています。

このように、現代の組織運営には隠れたデメリットが多々あることが分かります。それでは、ティール組織の形をとると、どのようなメリットがあるのか確認していきましょう。

ティール組織の形をとるメリット

ティール組織の形をとるとどのようなメリットがあるのか?ティール組織を運営するにあたって、欠かせない3つの要素からメリットを導き出していきましょう。

進化する目的

ティール組織では、従来の企業のように権限を持った役割の人が意思決定を独断で行いません。組織全体で目的を持ち、全員で目的に向かっていきます。そもそも、ティール組織では、組織を生命体と捉えているため、目的も常に進化しながら動き続けます。

進化する目的によって、組織の変化に柔軟な対応ができ、常に目的を進化させながら組織運営が可能。独断で意思決定するわけではないので、恐れが少なく、依存的になることもないので開放的に組織が運営できます。

セルフマネジメント

ティール組織はセルフマネジメントが重要な組織運営です。従来の組織のように社長や管理職からの指示はないので、個々が目的達成のために独自のルールや仕組みを作る必要があります。メンバー全員がセルフマネジメントを行えば、より目的実現に向けて突き進むことが可能です。

従来の組織にあった管理工数を減らせるため、企業にとってはメリットが大きいです。また、それに付随する恐れもなくなるので、より円滑な組織運営ができます。

ホールネス

ホールネスは、セルフマネジメントを有効に機能させるための要素です。個人が全体性を発揮し、能力を十分に発揮できているか、そして不安やメンバーとの関係性など精神的な面で寄り添います。また、メンバーの多様性を尊重することで、目的実現へより近づくと考えられています。

ホールネスによって、メンバーたちが十分に能力を発揮し精神的に安定した状態で目的実現が可能になります。

ティール組織を実現している企業

出典:http://www.buurtzorgnederland.com/

実際に、ティール組織を実現している企業は少ないですが、中にはティール組織が機能している企業や団体が存在します。

例えば、2006年に設立された在宅介護支援のモデルを提供するBuurtzorg(ビュートゾルフ)では、ティール組織を実現しています。オランダの非営利団体であるBuurtzorg(ビュートゾルフ)は、日本にもBuurtzorg services japan株式会社としてオランダのチームケアを広め知恵ます。

20ヵ国以上に850チーム以上が存在しており、合計1万人以上の介護士が所属する大型組織ですが、どのチームにもマネージャーといった役割は存在していません。唯一存在しているのは、行動方針のみ。ひとつの指針に向かってメンバー全体が動いています。

実現が難しいティール組織ですが、こうした実現している団体を参考に、少しずつティール組織のエッセンスを加えていくことをおすすめします。

ALL-INのようなシステムを活用するべき

出典:https://web.all-in.xyz/

ティール組織は、組織全体でひとつの目的を共有する組織運営です。目的実現といった意味合いでは、弊社が提供している「ALL-IN」というシステムも、企業にとって強力な見方になってくれます。

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まとめ

ティール組織について紹介しました。ティール組織は、従来の組織運営のデメリットを除いた未来の組織運営です。実際に、ティール組織を実現するのは難しいですが、実現する過程の中自社の盲点に気づくかもしれません。

ティール組織を目指す中で自社分析を行い、これまで以上に組織が一丸となって目的実現に努めましょう。弊社が提供している「ALL-IN」は、こうした組織の目的実現の手助けになってくれます。少しでも興味のある方は、ぜひ「ALL-IN」の詳細を確認ください。

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