経営コラム

コスト削減を甘く見ていませんか?売上換算してみると・・・

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はじめに

コスト削減と聞くと、過敏に意識する経営者の方がいらっしゃる反面、実際には売上しか見えておらず、コスト削減がおざなりになっている経営者もいらっしゃいます。しかし、コスト削減を意識していないと、売り上げが上がっても支出がザルのように増えてしまい、結果的に減益となる可能性もありますし、長い目で見た場合には大きな利益の差となるでしょう。

そこでこの記事では、コスト削減の重要性と、コスト削減をすべきポイント、コスト削減を行うための具体的な方法について紹介します。

コスト削減が重要な理由

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コスト削減は大企業でも中小企業のいずれもが重要視すべきポイントです。大企業の場合は、母体が大きい分、1つの項目でコスト削減ができると、他部署や他の事業所への水平展開によって大きなコスト削減につながります。

中小零細企業の場合には、会社の体力が大企業よりも劣るため、コスト削減効果が直接会社の経営に良い影響をもたらします。つまり、コスト削減はどの企業にも恩恵をもたらす方法であるため、軽視できないテーマなのです。家計でたとえると節約に当たる事柄なので、とても重要だといえるでしょう。

コスト削減を売上に換算すると?

企業活動において、売上を上げることは最重要課題であるかのように思っている人は多いかも知れませんが、実はコスト削減も売り上げを上げることと同じくらい重要です。

たとえば、年間100万円のコスト削減ができたとします。この100万円の削減は粗利益と同じであるため、売上換算するとかなり大きな額となります。もし粗利益が20%の企業である場合、100万円のコスト削減は500万円の売り上げに相当します。このように、コスト削減を売上に換算すると、どれほど重要なことなのか、お分かりいただけるでしょう。

売上アップよりも簡単

売上アップとコスト削減はどちらが困難だと思いますか?多くの経営者の場合、売上アップに工夫を凝らし、日々奮闘している分だけ売上アップの難しさは身に染みて感じておられるかと思います。逆にいうと、コスト削減はその気になれば簡単にできると考えている経営者も多いようです。つまり、コスト削減を売上換算した場合に、コスト削減による収益アップの方が効率が良いのです。

もちろん、だからといって売上アップよりもコスト削減を優先しましょうという意味ではありません。簡単にできることなのに手を付けなければ勿体ないという意味合いです。売上目標があるのなら、コスト削減目標があっても良いかと思います。収入増加と支出軽減を両立することで、利益の最大化を目指しましょう。

コスト削減の種類とは?

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コスト削減とひと口にいっても、その方法はさまざまです。現状ロスが発生していることを細かくチェックしていくと、恐らくキリがないほどの項目をピックアップすることができるでしょう。

これらを一つずつクリアしていくのも良いのかも知れませんが、それでは非効率といわざるを得ません。コスト削減を効果的に行うには効率よく行いたいものですよね?まずは、コスト削減すべき内容を大まかに分けて、優先順位をつけて削減していきましょう。

ここではコスト削減の種類として、「エネルギーコスト」「オフィスコスト」「オペレーションコスト」の3つを解説します。

エネルギーコスト

エネルギーコストとは、電気代やガス代、水道代などのことを指します。企業経営をしていると、家庭での水道光熱費よりも遥かにエネルギーコストがかかります。夏場は冷房、冬場は暖房、来客の多いシーズンは水道代などがかさみますので、少しでも削減すると、長期的に大きな差となります。

固定費として毎月かかるものですから、他に安い方法がないのか、一度見直してみると良いでしょう。

オフィスコスト

オフィスコストとは、コピー代や送料、各種器具代などを指します。また、ネット環境が充実している企業の場合には通信費の割合が高いでしょう。これらの項目もしっかりと削減しておく必要があります。

リース代が他から借りた方が安くないのか?配送業者は今のままでいいのか?それぞれのコストをもう少し交渉できないのかなど、きっちりと見直すと良いでしょう。

オペレーションコスト

オペレーションコストとは、物流費用や商品ロスの費用、そして人件費が挙げられます。これらの費用は油断していると大きなコストとなりやすいため、しっかりと運用と改善を繰り返す必要があります。

契約条件の見直しや、使用する量の見直し、設備導入による見直しなど、メスを入れる項目が多いコストといえるでしょう。

コスト削減はオペレーションコストから!

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では、具体的にはどのようにコスト削減すれば良いのでしょうか?理想をいえばエネルギーコスト、オフィスコスト、オペレーションコストを同時に全て見直せると良いのですが、やはりそれでは非効率ですし、削減効果を徹底的に追及することが困難となることが多いようです。

そこで、オペレーションコストを最優先課題として削減すると良いでしょう。オペレーションコストを最適化することができれば、他のコストも派生的に改善できることもありますので、一石二鳥となる方法でもあります。

システム導入でオペレーションコスト削減

オペレーションコストを削減する具体的な方法としては、システム導入をおすすめします。システム導入をすると、業務効率が図れるため、結果としてオペレーションコストが下がる傾向にあります。

システムでの業務効率化は人のスキルや感情に依存しないため、自動的に効率化が図れます。そのため、オペレーションコスト削減の潤滑油となってくれるでしょう。他のコスト削減に派生展開されていくと、システム導入のきっかけが善循環を生むので、検討すべき最重要課題といえるかも知れません。ぜひ自社に合った使いやすいシステムの導入を検討しましょう。

まとめ

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コスト削減は企業経営の中で盲点となりがちですが、実は売上を上げることと同じくらい重要なポイントです。しかし、漫然とコスト削減に着手したとしても、その効果は薄くなりがちであるため、項目を絞って重点的に行うと良いでしょう。その結果、システム導入で事足りる場合もありますので、検討すべき課題です。

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